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ハイビスカス(2)


 メジロが熟柿を啄ばむ季節になった・・、としみじみ思いたいのだが、そう簡単にはいかない。塾舎の前にはハイビスカスがまだ咲いているからだ。


 今年初めて買ったハイビスカス、まさかこんな時期まで花を付けるとは思ってもみなかった。10月も半ばを過ぎ、秋の気配が日一日と深まって来つつある今、いくらなんでもハイビスカスは時期外れだろう。真夏の赤光を浴びてこそ映える花だ。さすがに10月の陽光ではエネルギーが足りないのか、つぼみから開花まで夏と比べれば時間がかかったように思う。花弁も心なしか弱々しい気もする。
 だが、いったいいつまで咲き続けるのだろう。よく見れば、蕾もまだいくつかある。もう一鉢、赤いハイビスカスにも蕾があるからきっと開花するだろう。ハイビスカスって熱帯の花じゃないのか?
 この花を見ていると、なんだか季節感が狂ってきそうな気がする。さらには、近くの川の土手には琉球朝顔がまだたくさんの花を咲かせている。


 何年か前に琉球朝顔を育てたことがあったが、あまりの生命力の強さに嫌気がさして、もうニ度と育てまいと決めたが、この土手の朝顔は自生しているので勝手に刈り取るわけにもいかず、いつまでたっても元気な様子で、見るたびうんざりしている。
 もうこうなったらハイビスカスには、琉球朝顔よりも長く花を咲かせてほしい。ちょっと無理かもしれないが、なんとか一日でも長く咲き続けてほしい。琉球朝顔なんかに負けるな!!
 
 そこで、ハイビスカスを応援するため、新しく花を咲かせたら、その都度写真を撮ってこのブログに載せていくことに決めた。晴れ舞台を用意した方がきっとハイビスカスもやる気が出るだろう。

 果たしていつまで咲くのか、ちょっと興味深い。

10月21日
 


11月1日

11月になっても咲いた!!蕾もある。すごい!!



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