茂原市ことぶき堂鍼灸院

茂原市で鍼灸治療院を営んでおります。
東洋医学や日常生活のあれこれを日々綴っています。

壽堂日記29年5月13日「生理痛と三陰交のお灸。」

2017-05-13 08:17:36 | 日記

不妊症の治療をしている患者さんから次の様な質問を受けました。

「生理痛が強いときに三陰交に貼るお灸をすると痛みが和らぐので良く自分でお灸をしていましたが、三陰交は妊婦には良くないと聞いたのですが本当ですか?」

三陰交は足の太陰脾経の経穴で月経閉止・月経不順・痛経・不妊症・子宮内膜炎・帯下・冷感症・胎児の位置不正等の産婦人科疾患を治療するのに使用します。

確かに妊娠初期には古来より三陰交は堕胎のおそれありとして鍼灸するのを禁じられています。

この出典は「鍼灸大成」の三陰交を瀉し合谷を補して堕胎させた宗の徐文伯の逸話からの様です。しかし三陰交を補し合谷を瀉すと逆に安胎の作用が働くとされています。

「分娩促進」の配穴に合谷と三陰交。「逆子」に至陰と三陰交を使用しますが合谷と三陰交の配穴は生殖器系統に対して調整作用を持つので不妊症の治療には重要な経穴です、当院では妊娠初期には古説を尊重して使用しません。

ご家庭で生理痛が辛いときお灸をされるのは問題がないと考えられます。

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