茂原市ことぶき堂鍼灸院

茂原市で鍼灸治療院を営んでおります。
東洋医学や日常生活のあれこれを日々綴っています。

壽堂日記29年7月13日「妊活・6ヶ月の治療で・・・。」

2017-07-13 07:56:13 | 日記

当院では鍼灸による「妊活」のお手伝いをいたしております。

今日は当院で「妊活」の治療を受け出産された方の治療を例にお話ししてみたいと思います。

患者さんは30代の女性で結婚して半年とのこと。生理は順調ですが、頭痛持ちで頸肩こりが強く、冷え性で鍼灸による「妊活」をしたいとのご希望です。

この方の場合は16回の鍼灸治療を受けられ、およそ6カ月で妊娠され、先日出産したと連絡を頂きました。

実際の治療は

一回目・腎積腎虚証第一方式、本治法で「腎の気」を補った後に頚部と肩部に鍼をして、腹部に棒灸で懸灸を実施。

二回目・腎積腎虚証第一方式、以下前回と同様に施術。

三回目・心積心虚証第一方式、頚部と肩部に鍼をして腹部に棒灸で懸灸を実施後、金鍉鍼を使用して内関と公孫の配穴を施術。

内関と公孫の組み合わせですが八脈交会穴または八総穴と呼ばれる古典的な配穴で胃と心胸の虚実いずれの症状の治療にも用います。

十二正経では内関は手厥陰心包経に属し、公孫は足太陰脾経の絡穴ですが、奇経では内関は陰維脈、公孫は衝脈に属しています。

公孫は足太陰脾経の絡穴で衝脈に通じ陰維脈を経由して心包経の内関に連絡しています。この二穴を併用することで胃・心・胸・腹の病症を治療する事が出来ます。

また衝脈は骨盤腔内の子宮から起こり、脊柱の深部をめぐって前は陰経諸脈に交わり、後ろは陽経諸脈に交わって十二経脈の海となると言われており。妊娠に関係の深い経絡という事ができます。

四回目~六回目・脾積脾虚証第一方式

七回目~八回目・心積心虚証第一方式

九回目~十六回目・脾積脾虚証第一方式

十六回目の治療後に妊娠したことが分かり先日無事に出産されたと連絡を頂きました。

カルテを見直してみますと、治療を重ねる度に体調が安定して来ているのが読み取れます。

上記は一例に過ぎません、女性が10人いれば10通りの治療があります。

当院ではお一人お一人に合わせた鍼灸による「妊娠しやすい体造り」のお手伝いをいたします。

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