茂原市ことぶき堂鍼灸院

茂原市で鍼灸治療院を営んでおります。
東洋医学や日常生活のあれこれを日々綴っています。

壽堂日記29年5月15日「つわりの鍼灸治療。」

2017-05-15 09:36:45 | 日記

当院で「不妊症」の治療を受けられ妊娠された患者さんが「悪阻(つわり)」の治療を受けに来られました。

吐き気・背痛・腰痛が辛く『お灸でつわりを何とかして欲しい。』とのご希望でした。

東洋医学的には「つわり」は脾胃虚弱体質のため、妊娠後に下焦に血が盛んとなり衝脈の気が上逆して、胃を犯し、胃が和降を失い発症すると考えられています。

当院では刺さない鍼を使用する「本治法」で体全体の治療を行い、体全体の陰陽バランスを調えた後に腸と胃の調和を図る治療をします。

今回は本治法は「脾虚証」で行いました。

「つわり」の処方は多くありますが膻中(だんちゅう)と背面の脊柱上の貫抜き灸と内関の組み合わせを採用しました。

先ず背部の督脈経の陶道から身柱・筋縮までを按圧して反応の強い所にお灸をして、次に前胸部の任脈経を璇璣(せんき)から膻中(だんちゅう)・中庭まで按圧して反応の強い所にお灸をします。

膻中(だんちゅう)の作用の一つに調気降逆作用があり、内関は胃・心・胸に通じ寧心安神、理気降逆の作用があります。

この二つのツボの相互作用が「つわり」に効果を発揮します。

当院では不妊症の鍼灸治療を行っておりますが、妊娠された後はつわり・妊娠浮腫・逆子など出産までの体調管理も行っております。

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