海月堂日記

のんべんだらりと。

映画『桜田門外の変』

2010-11-03 | 映画
眞さんに誘われて、かなり久しぶりに映画館に行ってきました。
当初見る予定だったのは『13人の刺客』・・・だったのですが、
もう遅い時間でしかやってなかったのと、
グロさが許容範囲を超えているかもしれないということで、今回は見送り。
『13人〜』はいつかレンタルで、怖いところは目をつむって見ようかと(笑)

そういうわけで、今回見たのは『桜田門外の変』。18人の刺客。
昨今は時代劇映画が選び放題で良いですな〜(←なぜ時代物から選ぶのか)
地味すぎて眠かったらどうしよう、と心配だったんですが、
思った以上に面白かったですよ!

表題の桜田門外の変自体は最初の方に起こって、あとは
追っ手から逃げる水戸脱藩浪士を映画は追っていきます。
暗殺という手を使った以上は仕方がないとはいえ、
結局、浪士たちは幕府側からも、水戸側からも追われてしまうのですね。切ない。
水戸側から見た桜田門外って私は初めてだったので、なんだか新鮮でした。
きっちりとまじめに作ってあって、井伊直弼側を必要以上に悪く描くこともなかったのも良かったです。
でもこれ、幕末興味ない人には絶対つまらない映画だろうな〜(笑)

あと、出てくる藩が私にとってはそれぞれ縁があって、
(水戸藩(旦那の田舎)、鳥取藩(昔住んでた)、彦根藩(ひこにゃんLove←縁?))
それで余計に感情移入してたかも。
だってさ、袋田の滝とかこの前行ったばかりだし! 反射炉とかも見とけばよかった。

難を言えば、演出の古臭さが鼻についたことでしょうか。
時代劇につきものの濡れ場はしょうがないとしても、国会議事堂を映すのは1回で良かったし、
何より主人公の最期のシーン。
斬首の直前に、妻と子どもの顔をぽわーんと浮かび上がらせるのだけはやめて・・・!
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

映画 『劔岳 点の記』

2009-07-01 | 映画
またぽっかり水曜日の休みがとれたので、
映画でも見に行くかー、と母と『劔岳 点の記』を見てきました。

むわっとした夏の日に、クーラーの効いた映画館で
雪山の映像を見るってのもなかなかオツなもんですね。
普段から山の写真とか見るの結構好きな方なんで、
迫力のある剣岳の風景に圧倒されました。自然の凄さ、美しさ。
登れる自信はまったくないけど、ああやって山の頂上に立つ気分は格別だろうなあ。
崖から落ちたり怖いシーンはいろいろあったけど、
一番怖かったのが真っ白にホワイトアウトした画面で、
嵐の音だけ聞こえてるシーン。大画面で見ると臨場感すごい怖い。

しかして映像の良さに対して、映画としては今ひとつだったのがもったいない限り。
ストーリーがぶつぎりだったり、
セリフに説得力がなくて妙に浮いていたり、
途中の苦労の割に最後がやけにあっけなかったり。
ちょっといじったら「感動超巨編!」とかになりそうな感じなのに、
本当にもったいない・・・。


ところでこの映画見て初めて「三角点」というものに興味が湧いて
調べてみたんですが、
今どきはネットで三角点の場所とかも閲覧できるんですね。
ご近所にも結構あったりして。なんか面白い。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

映画 『ミラクル7号』

2009-06-28 | 映画
ずーっと前に周星馳の新作映画発表を中国のサイトで見かけ、
いつ日本に来るのかな〜と楽しみにしていた割に、
なんだかんだで忘れていつのまにか劇場公開もDVD化も終わっていた『ミラクル7号』(・・・)。
開き直ってTSUTAYA半額で借りてきました。

星爺どんだけマンガとか好きやねーん、と思わせるくらいの
マンガ・アニメ的展開が満ち溢れた映画でした(笑)
(実際中国でアニメ化するらしいですね)
いつもよりギャグは抑え目で、子ども・動物(?)を使った王道泣かせストーリー。
さすがにオチはわかりやすすぎて泣けないけど。それもご愛嬌。
なんといっても、宇宙犬・7号のキモカワっぷり!
緑のスライム的な体といい、もさもさのような頭といい、一見決して可愛くはないんだけど、
だんだんこの「変てこ」が癖になってくるミラクル。
なんだこれ家に一匹欲しい。壁にぶつけて遊ぶ(ひどい)。

あと子役の子の表情が可愛くて良かったです。実は女の子って本当!?すごいなー。
もちろん星馳のパパっぷりも見どころですね!ほほえましい〜。
観た後、ほんわかいい気分になれる映画でした。



コメント (0) |  トラックバック (0) | 

映画 『胡同の理髪師』

2009-03-28 | 映画
TSUTAYAでずっと新作落ちを待ってました。

オリンピックの熱狂に沸く北京から切り離されたかのような下町の胡同(フートン)。
ここに住む92歳の理髪師、敬おじいさんの毎日を映しただけの、
本当にシンプルな映画です。

敬おじいさんの役を演じたのは、本物の理髪師・靖奎さん。
(jing4さん 発音は同じで漢字だけ変えてあるのね)
もうね、このおじいさんの顔、そして手がとてもいいんですよ〜。
これぞ職人!という理髪師の技。本当に気持ち良さそうです。
たくさんの身近な人の生と死に触れてきた敬さんの人生は重いはずなのに、
静かに、きちんと毎日を続けるおじいさんの姿に、軽やかささえ感じてしまった。

中国映画でしか出せない空気感。地味だけど良い映画でした。
いつか消えゆく運命の胡同ですが、本当にもったいないよなあ・・・。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

映画 『女帝 エンペラー』

2008-09-15 | 映画
TSUTAYAのカード更新1本無料クーポンが来ていたので、
中国映画『女帝 エンペラー』を借りてきました。女帝なのにエンペラー。

古代中国の架空の国を舞台にした愛憎劇。
んー、正直あまり面白くなかったです。
『ハムレット』を下敷きにしたストーリー、ということだけど、
あまりの冗長さに呆れた。こんだけの話に2時間使うかー?という感じ。
「欲望」をテーマにしている割に、結局誰がどんな欲望に捉われて
動いているのかがはっきり見えてこなかったし。
狙われてるのわかってて、王子、なんのために戻ってきたんだよ・・・。

彩度とコントラストのはっきりした色使いの画面は非常に綺麗でしたが、
グリーンディスティニー以来、どの大作映画もこの手法ばっかりで、
そろそろいい加減にしてくれという感じ。食傷ぎみ。
ブシューッと血が飛ぶ首が飛ぶ。ワイヤーアクションで人も飛ぶ。
指輪物語でも思わせるような洋物臭い鎧の集団とか。
リアリティが徹底的に排除されていて、
なんだか深刻なシーンでもプッと笑ってしまった。
(拷問のシーンなんてもう、明らかにやりすぎ)

見た目に気を使う分の、10分の1でもストーリーの方に
気を回してほしかったなあ・・・。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

映画『長州ファイブ』

2008-04-09 | 映画
今年は大河ドラマ『篤姫』の影響もあってか、
なんとなく幕末づいてます。
6月からは彦根で直弼祭・・・もとい"井伊直弼と開国150年祭"(名前長すぎ)
も始まるしね。今年1年、江戸〜明治で、勝手に盛り上がって
いこうと思ってます(笑)

というわけで、ふらりとレンタルしてきたこの映画。
タイトルだけ見たら戦隊モノみたいです。実際見るまで、無茶苦茶軽い作品だったら
どうしようかと不安だった(笑) 実際にイギリスの古い本で
そういう記述があったらしいですが。
幕末・長州の志士5人が、イギリスに密航して学んで帰ってくるというお話です。
ちょうど今、司馬遼太郎の『世に棲む日日』を読んでいて、
3巻ちょうど船が出港したあたりで見たので、
タイミング的にばっちりでした。なんだか得した気分。

長州五傑についてはほとんど知識がなく、それこそ小説だけの
知識しか持ってなかったんですが、
武士inイギリス、ってその構図だけでワクワク。
イギリスに着いて直後、洋室で靴を脱いで武士座りしている5人とか、
とても可愛らしくて。あと写真屋でポーズをつけてもらってるシーンとかも良かった。
それぞれが理想を語ったりする固いセリフもあるんですが、
雰囲気に乗せられて、それほど不自然さもなくすとんと飛び込んできました。
(ただ、「いきたるきけぇ」は最初、なんのことだ?と思ってしまったけど。
最初の周布のセリフくらい標準語で機械、と言っても良かったのでは)
感動する、という映画ではないですが、ところどころ印象的なセリフや
シーンが多くて面白かったです。


・・・しかしあの高杉晋作はあれやな、渋イカツすぎ。なんという迫力。
英国公使館焼打ちといえば高杉、いやでもまさか
こんな極道みたいなおっちゃんは違うやろう、と半信半疑だったので、
久坂玄瑞が「高杉」と名前を呼んだときには目を疑いました。
計算したら当時24歳か・・・。なんと恐ろしい24歳・・・。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

映画『墨攻』

2007-11-13 | 映画
酒見賢一というと『後宮小説』が面白かったので、
他の本も読んでみたいなーと思いつつも、
なかなか機会がなくて読まずじまいでした。気にはなってるんだけど。
先日TSUTAYAが半額だったので、映画の方の『墨攻』を借りてみました。

舞台は紀元前・中国戦国時代の小国・梁。
てか、戦国の七雄なんて真面目に覚えてないから、
てっきりあの辺の7国の1つだと思ってた。架空だったんか。

趙軍に包囲された梁城。援軍を要請された墨家の革離が、
1人で10万の敵に対して立ち向かう・・・というお話なのですが、
まあとにかく、戦争の描写が長いです(^^;) ちょっと食傷気味になるくらい。
ロードオブザリング・二つの塔をなんとなく連想してしまった。こう、人の多さとかさ。
(ちなみに東伯のヒゲを見て、ガンダルフ!って思った。)
硫黄ガス攻撃や熱気球は、ありえへんやろ、ってちょっと笑ってしまった。
戦争場面をもう少し簡略化して、人物をもっと掘り下げてくれたら
良かったのになあ・・・。
そもそも主人公の革離が、なんで1人でまで戦ってるのかが
あんまり伝わってこなかったし。多分ここ、大事なとこちゃうんか。
アンディ・ラウの坊主頭はかっこよかったです。ヒーロー!って感じだよね。

ヒロイン逸悦が明らかに浮いてたのも残念。
革離とお互い、どこが好きになったんだかサッパリ(ーー;)
最後は可哀相でした。見つけてやれよ革離!

序盤の弓の競いあいとか、面白いシーンもあったんですが。
梁王は水戸黄門の悪代官なみにつきぬけて悪くて、
いっそ気持ちが良かったです。(そこ誉めどころチガウ)


うーん。なんか消化不良の気分なので、原作読んでみようかと思います。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

アニメ『時をかける少女』

2007-10-08 | 映画
今さらだけど、夏にテレビ放映されてたのをやっと見ました。こうやって見てない録画が
HDDにどんどん溜まっているのよね〜・・・(ーー;)

いやー、青春だネ!タイムスリップ物大好きなんで楽しかったです。
(多少ツジツマ合わせの強引なところはあったかも?)
1時間半の尺にあれだけつめこめるもんなんだなあ。見てる間飽きることがなかったし。
バッハの曲の使い方が素敵!ラスト切ないね。



今日は箕面にお出かけ・橋本亭のチーズケーキ。相変わらず良い雰囲気のお店です。
携帯のカメラで写真撮るの今だに慣れない・・・。
コメント (0) |  トラックバック (0) |