この本を読み、病気と心の密接な関係を思い知らされた。
日本の石上博士が報告した、結核患者における
療養中の自分にとって、この本は病気で苦しむ自分に貴重なことを教えてくれた。
貧困・格差という社会的問題に対しても自分の目を開かせてくれる言葉だった。
病気になってから、「病気の原因は自分にあったのではいか」という後悔の念
が頭から消えることはなかった。
本書に書かれた次の文章は、自分にとって僅かながらの救いを感じさせてくれるものだった。
長期の病気で苦しんでいる人にとって、光を与えてくれる本ではないだろうか。
『内なる治癒力 こころと免疫をめぐる新しい医学』
「医師が治療した病気のうちの85%は自己完結的なもの(外からの援助なしに体が自らを治してしまう病気)である」本書から引用した上の文章を証明する数々の事例が本書には書かれている。
このようなことが起こるのは、「治療系(ヒーリングシステム)」というものが体の中に存在しているからである。
日本の石上博士が報告した、結核患者における
この症例を理解する鍵は患者の心の持ち方にある。は、その一例だ。
どの結核患者にも、事業の失敗、家庭不和、恨み、ねたみといった個人的な背景が存在する。
療養中の自分にとって、この本は病気で苦しむ自分に貴重なことを教えてくれた。
「感情的な苦痛や生活の乱れといった自分の弱さが原因で病気になったと思いこむことは、の文章では、病気と言う個人的な問題だけでなく、
人が貧しいのは彼らが怠惰からだと言っているのと同じだ」と悟ったのである。
貧困・格差という社会的問題に対しても自分の目を開かせてくれる言葉だった。
病気になってから、「病気の原因は自分にあったのではいか」という後悔の念
が頭から消えることはなかった。
本書に書かれた次の文章は、自分にとって僅かながらの救いを感じさせてくれるものだった。
責任を自分が取ろうとしたなら、必ず罪悪感が生まれてくるものだと考えている。
がん以外の場合でも、人が自分の行動の責任を取ろうとするとき、
一度は自分を責める時期を乗り越えなければならないのです。
有能な治療家はこれをうまく処理できますが、へたな治療家はそうではないのです。」と言う。
<略>
とくに、自分の病気を治す責任は自分だけにあると思い込んでいるような人々が、
そのような感情(罪悪感や自責の念)を持ちやすいのです。
<略>
患者には、だれかに責任を取ってもらいたいと願うときや、
治療家が失敗を犯したと思いたいときがあるのだ。
このとき、医師は患者側のやり場のない怒りを受け止めてやらねばならない。
長期の病気で苦しんでいる人にとって、光を与えてくれる本ではないだろうか。










