時の河

猫を中心に、感動した本/DVD/CDを紹介します

CBCラジオ、「GREEN LIVE」

2009年03月22日 12時31分35秒 | Weblog
2010年名古屋で開催されるCOP10 (生物多様性条約第10回締約国会議)を前に、
CBCラジオが「GREEN LIVE」を開催した。

夏川りみ さんと alan さんが出演するというので、
3/21(土) の愛・地球博記念公園 (モリコロパーク) でのライブを
観に行ってきた。

屋外イベントで、しかもライブの模様はCBCラジオで生中継される、
ということで、家族連れが大盛況のイベントだった。


良い場所を取ろうと2時間前には、ステージ前の芝生に着いた。
ステージのなるべく近くに座ろうと思ったが、
午前中から続くイベントのために、ほぼ空きスペースがない状態。


開演までの2時間を読書して過ごしていたが、
夏川りみさんが開演40分前に「リハーサル」と称して2曲も歌ってくれる
サプライズがあった。

しかも、夏川りみさんは「昨日、沖縄で開催されている映画祭に参加し、
このライブに参加した後、また沖縄に戻る予定」と話していて、
さらに感激。

愛知県までわざわざ出かけた価値があるというもの。


alan さんも3曲を披露し、生の歌声を聴くことができて、
非常に良かった。

Dew という、CMソングを歌っている女性2人組みグループの歌も、
非常に心地よい歌で、気持ちよくライブを楽しむことができた。


女性出演者10人が歌を披露するイベントに大満足だったが、
最前列に陣取ったキャナァーリ倶楽部のファンたちの行為には
腹が立って仕方がない。

キャナァーリ倶楽部の歌が終わるやいなや、
次の出演者の Dew が演奏を始めているにもかかわらず、
最前列から集団で撤収を始める悪辣非道ぶり。

自分の隣にいた家族連れのお母さんが「失礼なやつら」
と言っていたのと、まったく同感。
2時間以上前から、最前列に場所取りしながら、
どうして残り1時間のイベントを静かに座って観ることができないのか。

周りの迷惑を考えず、特に演奏中の出演者のことを考えずに、
自分のことだけ考えて、撤収する行為には呆れるばかりだった。

この場を借りて、一言、言わせてもらう。
 「キャナァーリ倶楽部のファン。おまえら、最低だ!」
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なぜいま「ゲバラブーム」か

2009年03月08日 09時06分35秒 | Weblog
「週刊エコノミスト」2009/4/20号に、
  『なぜいま「ゲバラブーム」か』と題して、
橋本努 (北海道大学経済学部) 准教授の記事が掲載されている。

先日、チェ・ゲバラの2部作の映画の批評を投稿したが、
本記事によると、この2部作は日本で予想外のヒットを巻き起こし、
国内だけですでに延べ65万人の観客を動員、
約8億円(2月10日現在)の興行収入を記録している、という。


特に記事から引用しておきたいのは、
映画『チェ 39歳別れの手紙』で描かれた、
ボリビアで革命に失敗し処刑されたことに関する箇所だ。

革命は下から起きなければならない。
ところが、それが無理だとわかると、
ゲバラは死をもって革命の種を蒔くことに希望を賭けたのであった。

その苛酷なまでに誠実な生き方は、
どんな革命家の成功例よりも感動を呼ぶ。
ボリビアでは、ゲバラの遺志を継いだ
先住民族の農民政治家であるエボ・モラレスが
06年、大統領に就任している。

<略>
そもそも革命は、失敗する可能性が高いのであり、
"捨て石" になることが本望でなければならない。


チェ・ゲバラは、この記事に書かれたように、
必ずしも成功した革命家ではない。
しかし、彼の言葉や行動は、現代においてもなお、
人々の心を捉えて離さない魅力を持っていると思う。

ゲバラが妻子に残した手紙の一節は、
それを如実に物語っているように感じる。

世界のどこかでだれかが不正な目にあっていたら、
いつもそれを感じることができるようになりなさい。

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『顔は口ほどに嘘をつく』

2009年03月07日 09時33分15秒 | Weblog
 相手の表情から感情を読み取ることができる。
そんな夢のようなことができるのか、知りたくて本書を読んだ。

しかし、本書の筆者の目的は、
わたしの狙いは、読者が感情の働きの理解を深め、
より豊かな感情をもって生活するのを手伝うことにある。

と書かれているように、感情の重要性を説くことにある。


まず、「悲しみ」について書かれた5章から、
いくつかの文章を引用しておく。

喪失体験はそれを他者に語ったり、
気持ちを分かり合ったりすることでことで豊かになるのだ。
<略>
悲しみや苦悩の表現が持つもう一つの働きは、
喪失体験を豊かにすることである。
<略>
悲しみのもう一つの働きは、心を立て直し、
エネルギーの確保を可能にすることである。

<略>
悲しみと苦悩のメッセージの核にあるのは、
「わたしは苦しんでいる。どうか慰め、助けてください」
というものである。
<略>
わたしたちは、感情には感情をもって応えるよう作られているのだ。



次に、「怒り」について書かれた6章から、
いくつかの文章を引用しておく。

怒りは何かが変わる必要があることを教えてくれる。
<略>
怒りは、恐怖を和らげ、脅威に対処する行動を起こす
エネルギーを供給する役割を果たすことがある。
<略>
怒りは問題があることを他人に知らせる。



ともすると、感情を抑制することが社会では重要であると考えられている。

しかし、自分に湧き起こった感情の重要性を認識することは、
非常に大切なことではないだろうか。

そして、相手の感情を感じ取り、
相手が必要とする援助の手を差し伸べることができれば、
よりよい関係を気付くことができるのではないか、と思う。



ポール・エクマン (著) 『顔は口ほどに嘘をつく』

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『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』

2009年02月08日 11時12分33秒 | Weblog
キューバ革命50周年にあわせて、チェ・ゲバラの映画作品が上映されているので、
久しぶりに映画館に行って下の2作品を観た。

1.『チェ 28歳の革命』
2.『チェ 39歳 別れの手紙』

この2つの作品は、本来1作品として作られるべきものを、
2部に分けたような作品となっている。

パート1である『チェ 28歳の革命』では、
チェ・ゲバラのキューバ革命での成功を描くことにより、
彼の「栄光」を。

そして、パート2の『チェ 39歳 別れの手紙』では、
民衆の支持を得られずボリビアでの革命に失敗し、
ボリビアで銃殺された場面を描くことにより、
彼の「挫折」を。

チェ・ゲバラの人生を、「栄光」と「挫折」という2つの切り口で
くっきりと描いている。


この2つの作品を見て思ったのは、
チェ・ゲバラがキューバ革命で成功したのは、
民衆の支持を受けらたから。
チェ・ゲバラがボリビアでの革命が失敗したのは、
民衆の支持を受けられなかったから。


なによりも民衆のことを考えていたチェ・ゲバラの革命は、
彼の死により挫折したのだろうか?

彼の死後、
中南米に反米を掲げる左派政権が次々と誕生してきている理由は、
民衆が立ち上がったからではないのか。


チェ・ゲバラはキューバ革命の成功によって、
  「民衆が立ち上がれば、社会を変えることができる」
ということを民衆に示した。

死してなお、虐げられ絶望した民衆に
「生きる希望」を与え続けているチェ。
「第2のキリスト」と評されるのも当然だと感じている。


作品自身は2時間を超え、感動するような作品となってはいない。
しかし、チェ・ゲバラが現在に語りかけている言葉は、
現在でも強力な力を持ち続けているのではないかと感じてならない。
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『内なる治癒力 こころと免疫をめぐる新しい医学』

2009年01月31日 12時17分22秒 | Weblog
この本を読み、病気と心の密接な関係を思い知らされた。

「医師が治療した病気のうちの85%は自己完結的なもの(外からの援助なしに体が自らを治してしまう病気)である」
このようなことが起こるのは、「治療系(ヒーリングシステム)」というものが体の中に存在しているからである。
本書から引用した上の文章を証明する数々の事例が本書には書かれている。


日本の石上博士が報告した、結核患者における
この症例を理解する鍵は患者の心の持ち方にある。
どの結核患者にも、事業の失敗、家庭不和、恨み、ねたみといった個人的な背景が存在する。
は、その一例だ。


療養中の自分にとって、この本は病気で苦しむ自分に貴重なことを教えてくれた。
「感情的な苦痛や生活の乱れといった自分の弱さが原因で病気になったと思いこむことは、
人が貧しいのは彼らが怠惰からだと言っているのと同じだ」と悟ったのである。
の文章では、病気と言う個人的な問題だけでなく、
貧困・格差という社会的問題に対しても自分の目を開かせてくれる言葉だった。


病気になってから、「病気の原因は自分にあったのではいか」という後悔の念
が頭から消えることはなかった。
本書に書かれた次の文章は、自分にとって僅かながらの救いを感じさせてくれるものだった。

責任を自分が取ろうとしたなら、必ず罪悪感が生まれてくるものだと考えている。
がん以外の場合でも、人が自分の行動の責任を取ろうとするとき、
一度は自分を責める時期を乗り越えなければならないのです。
有能な治療家はこれをうまく処理できますが、へたな治療家はそうではないのです。」と言う。
<略>
とくに、自分の病気を治す責任は自分だけにあると思い込んでいるような人々が、
そのような感情(罪悪感や自責の念)を持ちやすいのです。
<略>
患者には、だれかに責任を取ってもらいたいと願うときや、
治療家が失敗を犯したと思いたいときがあるのだ。
このとき、医師は患者側のやり場のない怒りを受け止めてやらねばならない。


長期の病気で苦しんでいる人にとって、光を与えてくれる本ではないだろうか。


『内なる治癒力 こころと免疫をめぐる新しい医学』
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平原綾香 紅白(天空の城ラピュタ)、『雨のささやき』

2009年01月18日 11時58分42秒 | Weblog
『Jupiter』で有名な平原綾香さん。

これまではあまり興味のない歌手だったのだが、
2008年の紅白で彼女の歌う『天空の城ラピュタ』を聞いて、
いっぺんに好きになってしまった。

一緒に歌った2人の歌手の方には申し訳ないが、
歌唱力のレベルが違っている。
まさか『天空の城ラピュタ』に感動するとは、
予想だにしなかったほど、素晴らしい歌い方だった。


早速、mora[モーラ]
ダウンロード可能な平原綾香さんの曲をすべて視聴してみた。

素晴らしい歌唱力を持ちながら、声の質が独特であるため、
多くの曲が好きになれなかった。

そんななかで、一番感動した『雨のささやき』をダウンロードし、
何度も繰り返し聴いている。
この曲は彼女の声質に合っていて、何度聴いても飽きることがない。

彼女の独特な声質は曲を選んでしまうだろうが、
良い曲に出会えば多くの人を感動させる歌手になっていくのではないだろうか。


昨年12月にリリースされたアルバム『Path of Independence』の12曲目に、
自分が感動した『雨のささやき』が収録されている。


平原綾香 『Path of lndependence』

関連サイト
平原綾香 オフィシャルサイト

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『キャットストリート (全6巻)』

2009年01月17日 11時34分46秒 | Weblog
以前、投稿したドラマ『キャットストリート』の原作漫画。

本来、40過ぎのオヤジが読む漫画ではない。

ずっと全巻読むのをためらっていたのだが、この正月
コミかる! で借りて全8巻を読んでしまった。


少女マンガの恋愛中心のストーリーにならず、
ドラマよりも主人公たちの心情に肉薄した良い作品に仕上がっていた。


これまでの型にハマった作品しか生み出していない少年・青年漫画と異なり、
少女漫画に社会問題を扱う『ライフ』や『キャットストリート』などが
出版されていることを、不思議に感じている。
少年漫画、青年漫画も、もっと社会問題やいろいろな人生を見つめて良いのではないだろうか?


本作は、男性でも女性でも、そして老人も子供にもお勧めできる作品だと思う。


『キャットストリート 全8巻』 神尾葉子 集英社

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その後のシャムと茶シマ (2009年正月)

2009年01月11日 10時58分28秒 | Weblog
実家で餌をもらっている2匹の野良ネコ。シャムと茶シマ。

今年の正月に帰省したところ、いつの間にか実家に居ついてしまい、
野良猫から飼い猫に昇格していた。
「冬は寒いから」と父親が家にあげてしまったから。


シャムは半年前に比べて、体が大きくなり、色が白からグレーに変わっていた。
1日の大半を実家で過ごし、ときどき外に出ていく。
テリトリーが狭いので、父親代わりの茶シマの後を付いていけず、
すぐに家に戻ってきているようだ。

去年の冬、泊めてやったところ、3回も父親の布団の上でオネショをしたそうだ。
父親が叩いたために、その後、父親の半径50cm以内には近寄らなくなった。
シャム用に家の中にトイレが用意してあり、昼間は必ずそこでするが、
夜はトイレにいけなくて布団の上で粗相してしまうようだ。


茶シマの方は、『とりぱん 6巻』27ページに出てくる野良猫のように、
"ムチムチ"になっていた。
茶シマほど食いっぷりの良い猫は、今まで見たことがない!
シャムの2倍以上は食べている。


食べるか昼寝する以外は外に出ていくので、
茶シマを実家で見かけることが以前より少なくなった。

シャムは茶シマに甘えているが、
茶シマの方は少し鬱陶しいと思っているようで
なかなか2匹で一緒にいる所を見る機会がなかった。

そんななか、アップした画像は2匹が寄り添って寝ているところを写した写真。
親子でも兄弟でもないのに、オス同士で相変わらずラブラブな2匹だった。


『とりぱん(6)』

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『湾岸ミッドナイト (42)』

2009年01月10日 11時22分05秒 | Weblog
最初のころは「悪魔のZ」と呼ばれる車と主人公が主役の、
公道カーレースがテーマの漫画だった。

42巻を読んで感じるのだが、もはや車は主役から脇役となり、
登場人物のオヤジたちが自分の人生論を語る漫画になってしまった。


以前のファンは、この漫画から離れていっているだろう。

自分のような40過ぎのオヤジにとって、
この漫画に登場するオヤジたちの言っている言葉には
非常に共感できるところがある。


「悪魔のZ」のチューナーは「乗り手を選び、客が離れていった」と説明されるが、
この漫画自身が「読み手を選び、読者が離れていった」になっていないだろうか。

単純なストーリーが大半の少年漫画、青年漫画の中で、
他の青年漫画にはない魅力を放っているように感じる。


『湾岸ミッドナイト (42)』
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映画 『ドラゴン・キングダム』

2008年12月25日 19時08分39秒 | Weblog
今月、『ダークナイト』、『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』、
『スピード・レーサー』、『ドラゴン・キングダム』をレンタルして観た。

この4作品を観た直後には、『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』が
一番良かったと思っていたが、
『ドラゴン・キングダム』を何度も見返すと、
上の4作品の中でこの映画が一番面白い映画であることに気づいた。


単純なストーリーであるにもかかわらず、
アクションシーンを最大限活かすように詳細に練られた脚本とカメラワーク。
細部にこだわって撮影・編集されていて、
一度見ただけでは気付かないほど良く撮られている。

たとえば、アクションシーンで動きの激しい部分をアップにしたり、
スピードを強調するためにスローにしたり、
衝撃を強調するためにカメラを揺らしてみたり。。。


やはり、一番の見どころは、
ジャッキー・チェンとジェット・リーの2人が対決するシーンであろう。

この2人以外のアクション俳優も非常に良いアクションをしていて、
全編カンフーアクション満載の映画に仕上がっている。

個人的には、白髪魔女役のリー・ビンビンさんが特に魅力的に感じた。


カンフー映画としてお勧めな作品に、
 ブルース・リーの『ドラゴンへの道』
 ジャッキー・チェンの『酔拳』、『蛇拳』
 ジェット・リーの『少林寺』
 チャウ・シンチーの『カンフーハッスル』
があるが、この中の一つに『ドラゴン・キングダム』を加えても良いと思っている。

お正月に家族で見るなら、この作品が自信を持ってお勧めできる映画だ。


ジャッキー・チェン, ジェット・リー 出演
『ドラゴン・キングダム』 プレミアム・エディション [DVD]



関連リンク:
『ドラゴン・キングダム』(Yahoo!映画)


【以下、ネタばれあり】
本作は、『ネバーエンディング・ストーリー』と同じように、
いじめられっ子の少年が夢の国でいろいろな体験をし、成長する話がメインなのだけど。

そのベースに『西遊記』があることは、孫悟空が如意棒を持って登場することからも明らか。

冒頭にも登場する孫悟空、良く見るとなんとジェット・リーが演じている。
このことは、ラスト近く、ジェット・リーが演じる僧侶が悪役に切られ、
死んでしまった後に孫悟空の髪の毛となって、復活した孫悟空の手の中に
戻っていくことでハッキリした。

つまり、悪役に石に変えられる直前に、如意棒を飛ばすと同時に、
如意棒で自分を石から戻すために自分の分身を作っていたというわけで、
冒頭のシーンがラスト近くのシーンに繋がっていくという、
巧妙なストーリー展開になっている。


主役のカンフーは結構しょぼいのだけど、ラストシーンでの回し蹴りと、
拳銃をはらいながらのとび蹴りは、カッコ良かった。
ラストシーンとしては申し分のない終わり方で、観終わって非常に満足感を感じる作品だった。
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