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■情報化時代を生きる(1)

2016-10-29 | ●情報の時代

■■■■■■■■■■情報化時代を生きる■■■■■■■■■■■

情報リテラシー
●情報活用能力、情報を使いこなす力、情報と識字を使いこなす能力
のことを総じて情報リテラシーという。

●現代になって,通信機能やメディアが発達する事により、言語や国の
領域を超えて、飛躍的に情報が行き交う。 その結果、産業交易や人的
交流によって 経済財としての情報の価値が 高まって来たといわれる。
このように情報機会が増えてくると、ますます情報リテラシーが 求められ
る事になる。 まさしく現代は、情報社会なのである


 

■「情報機会の変遷
●日本の場合、携帯電話が出現したのは、今から30年前の1985年で
ある。

 (初期の移動電話 

● それが今や、高度で精緻な「スマホ」モバイル時代の到来である。 
2015年末の総務省調査によると、ーーー
・日本の携帯電話の契約件数は、1億5648万件
・日本のPHSの契約件数は 400万件
・日本の広域移動無線アクセス件数は、3521万件
合計1億9569万件 日本の総人口1億2711万人に対して、154%に
なる。
携帯電話だけても 人口比123%になる。凄いの一語に尽きる。



●情報手段としての現在の携帯スマホは、今や電話ではなく携帯電話
と小型パソコンとカメラが、高度にしかも精緻に複合した情報端末機器
である。これが、ほとんどの日本国民に普及しているとみていい。

(最新の携帯スマホ)

●このスマホと呼ばれる情報端末は、携帯電話にパソコンの機能が複
合してできたものだが、最新のIT技術が存分に生かされている。
その基盤といえるビジネスパソコンの歴史も、携帯電話同様、極めて新
しい。

たとえば20年前、企業の事務処理部門では、ワープロ(ワードプロセサ
ー)が普及、オフィス・オートメーションの先駆けとなっていた。しばらくし
ビジネスパソコンがそれにとって代わる、そして約10年前からパーソナ
ルパソコンが普及して、あらゆる部門の社員1人1人が、使い始めたとい
っていい。

 
●やがて、携帯電話のスマホ化と相まって、パソコンの小型化が進み、
今や世界
標準の「ipad」全盛時代である。
そして IT業界を牛耳るAppleや Googleなどの世界企業は、情報のみ
ならず医療や介護や流通や輸送など、多岐な分野にわたって、業容を
拡大しようとしている。
このように産業構造や技術の進歩は、目を見張るばかりだが、人間1人
の人生の中で、
1つのテクノロジーが、極度に発達した時代は、未だか
つて無かったと言っていい。 

●情報伝達の世界的権威、梅竿忠夫博士は、次のように述べている。
近年のインターネットの普及は、急速な情報革命を促進した。また携帯
電話の普
及は、子供の行動をも変えている。日本文明の中に新しいシス
テムとグローバルな
要素が組み込まれて来た。
現在の日本の情報環境は、世界の一部となっていてい
る。しかし、より重
要なのは、いわゆるソフトウエアつまり情報そのものである。
情報化時代
と呼ばれる今日では、情報の果たす役割は、ますます重要になってい

といえよう」
 

■「シニア世代使用率の実証
●2014年の世代別、携帯電話(スマホとガラケイ)使用率調査によると
日本の70代が72%、80代が56%と、相当の使用率である。

●インタネットについての各世代別使用率は、
70歳以上が約2割程度、先進国としては、極めて低い数値である。
インターネットを使用する高齢者
は、総じて情報リテラシィーの高い人達
であると想定できる。

■「不機嫌な現実
●いまや情報は、産業の糧、生活の糧とも言われるいおうに、貴重な存
在になってきた。

日本は、人々が確かな情報を正しく収得することで、楽しく快適な生活
を過ごすことができる、世界的な情報環境(情報インフラ)の整った情報
先進国である。

●ところが、最近のある調査機関の調査によると、 定年後の高齢者のほ
ぼ48%が、
新聞を読まなくなったという。
また文化庁の「国語に関する世論調査」では、本を読まないと回答した人
が、47、5%に達した。日本人の読書離れが浮き彫りになった恰好だ。


この結果が示すように
シニア世代の情報リテラシーの低下は著しく、いつ
しか情報格差を助長する結果になっている。

●そういえば最近町を歩けば、不機嫌な老人に出会うことが多い。
また、文句を言うが、争うに足らない高齢者や、ごめんの一言が言えない
卑屈な年寄りが
増えてきた
ある社会評論家の言によると、それは、日本の中間層の崩壊がもたらす
下流老人による不機嫌な時代」の到来だという。
困った事だ。

 
●急速に移り変わる時代の潮流を、敢て知識しない老人の悲劇の結果と
いえようか。情報リテラシーの低下は、常識さえも失うことになり、時には
痴呆症の要因にもなりかねない。
逆に、トレンディな情報との接触は、高齢者の前頭葉を刺激して、若さを
保つ事に
なるという


●今後ますます高齢者が増える折から、まずは、情報や生活の利便のた
めにも、まずはインターネットや、携帯電話の高齢者への普及について、
政府、民間挙げて、早急に対応すべき時がきていると思う。

 
■「タイ国の携帯事情
●タイは、世界有数のSNS大国といわれる。
特にFacebookの使用者は、2200万人、
日本発祥のアプリ、LINEのユーザー数は、なんと2700万人で、日本に
次いで第2位である。
スマホの普及率も100%を超える。
インターネットの利用者は、約4000万人で、普及率は60%を超える。

日本で開発されたLINEは、通信費が無料である。そこで
日本とタイの
間を、携帯電話の
LINEで話す國際人が増えているという。まさに情報ボ
ーダレス時代の到来である


 

■「あなたの情報リテラシー力量度は
●下記の問題は、国際時事ニュースにしばしば登場する時代用語である。
(設問)次の言葉について簡潔に答えよ。  あなたは何点?
1) センチュリアン 
2)  オート ファジー
3)  ブルーオーシャン
4)  フアースト ペンギン
5) 
コミケ 
6)  水平分業
7)  プラユット
8)  ITO
9]  レガシー
10) TAT

●評価の基準はーーーーーー
8問以上正解は、情報リテラシーA  (素晴らしい、 後進の育成を)
6問以上正解は 情報リテラシーB  (Aを目指して、ますますご精進を)
4問以上正解は 情報リテラシーC (もっともっと日常情報と接してほしい)
3問以下正解は 情報リテラシーD (極めて不安)
●正解は、次回のブログコーナーで、発表。各自チェックいただきたい。

■「強烈、87歳女性キャメラマンの挑戦
●御歳87才で、いま話題の女性カメラマンがいる、西本喜美子さん、

大西喜美子さん)
72才から撮影をはじめ、パソコンは、プロが使うMacを操り、諧謔に満ちた
極めてユーモラスな写真展を開催。たちまち世界のマスコミから取材殺到。
今や高齢者クリエたーの寵児になる。

 
       (いま話題を集める、87才西本さんの表意的で諧謔に満ちた自撮りの画像)

明るく健康で聡明、たれよりも常に一歩先を往く、
高齢者、情報リテラシーの最上級
モデルの日本女性である。ぜひ、87才の
彼女が、Macで作るサイトから、その近況と活躍の詳細をご覧いただきたい。
人間、やる気になればやれるという、素晴らしい実証の一篇である。
(googleで、大西喜美子と検索)

)

 


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