*** june typhoon tokyo ***

横浜FC×松本山雅@ニッパツ【J2リーグ】

 50歳の誕生日を先発で臨んだ“カズ”こと三浦知良へのバースデーゴールが期待されるなか、横浜FCの野村が技ありのゴールを決めて、ホームの横浜FCがJ2開幕戦を白星で飾った。

 序盤はボールが落ち着かず、ロングボールを供給していく松本にやや分があったものの、次第に横浜FCにもチャンスが生まれる。イバの個人技での突破も含めた形で松本陣内へ攻め込む回数も増えてくると、右サイドからパスを繋ぐ流れからイバがペナルティアーク付近の野村へパス。これを野村が素早く右足で打つと、グラウンダーのシュートがゴール左隅へ決まって横浜FCが先制。

 すると流れは横浜FCへ。松本は攻撃の形がままならず、何とかハイボールでの競り合いなどパワープレイで活路を見出そうとするも、セカンドボールを拾えず横浜FCの守備を掻い潜ることが出来ない。

 後半も依然として主導権は横浜FCのまま。松本は宮阪、三島、志知と交代カードを切って状況の打破を図るも、思うような形を作れず。志知がドリブル突破で右エリアへ進出するなど沸く場面もあったが、多くが飯田をターゲットにしてのロングボールからの攻撃だったため、パワープレイなのかパスやドリブルで相手を動かすのかの意思統一も定まらず、バランスを崩した単発の攻撃のみに。かえって横浜FCのカウンターを食らい、時間を追うごとに疲労の色が顕著に。松本はほとんど攻撃の形が作れないままタイムアップ。アウェイ三ツ沢に駆けつけた多くのサポーターの声援の後押しを受けたものの、いいところなく初戦を落とした。

 高崎が孤立し、工藤やセルジーニョとの連係も巧拙の波が激しく、攻勢へと繋げられないばかりか、パウリーニョが苛立ちから余計なファールをもらって調子に乗れず、橋内は集中力の欠如から自陣で危なっかしい対応を露呈し、GK鈴木も不用意なパスミスからあわや失点の場面を作るなど、チームとしてのまとまりが見られなかった松本。リーグという長丁場での初戦に過ぎないが、この調子が続くとなると、昨年を上回ることはかなり厳しくなる。早急な修正が強いられそうだ。

◇◇◇

【明治安田生命J2リーグ戦 第01節】
2017年02月26日(日)14:04 試合開始 ニッパツ三ツ沢球技場
入場者数 13,244人
天候 晴 / 気温 15.2℃ / 湿度 28%
主審 高山啓義 / 副審 村井良輔、イ・サンギ / 4審 塚田健太

 横浜FC 1(1-0 / 0-0)0 松 本

≪得点≫
(横): 野村直輝(16分) 
(松):

〈横浜FC〉
≪スターティングメンバー≫
GK 18 南 雄太
DF 02 藤井悠太
DF 20 カルフィン・ヨン・ア・ピン
DF 05 西河翔吾
DF 03 田所 諒
MF 08 佐藤謙介
MF 06 中里崇宏
MF 19 ジョン・チュングン → 野崎陽介(83分)
MF 07 野村直輝
FW 14 イバ
FW 11 三浦知良  → 津田知宏(65分)

≪サブスティテューション≫
GK 01 高丘陽平
DF 22 永田拓也
DF 04 渡邉将基
MF 10 寺田紳一
MF 13 野崎陽介
FW 39 大久保哲哉
FW 09 津田知宏

≪マネージャー≫
中田仁司

〈松 本〉
≪スターティングメンバー≫
GK 21 鈴木智幸
DF 03 田中隼磨  → 志知孝明(82分)
DF 02 ヨ・ソンヘ → 宮阪政樹(65分)
DF 04 飯田真輝
DF 31 橋内優也
MF 05 岩間雄大
MF 10 工藤浩平  → 三島康平(77分)
MF 14 パウリーニョ
MF 08 セルジーニョ
MF 20 石原崇兆
FW 09 高崎寛之

≪サブスティテューション≫
GK 16 村山智彦
DF 33 安川 有
MF 15 宮阪政樹
MF 25 志知孝明
MF 07 武井択也
FW 11 三島康平
FW 19 山本大貴

≪マネージャー≫
反町康治

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