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がん検査

2010-07-05 12:12:14 | 日記
 唾液でがん検査ができる技術をカリフォルニア大学と慶応大学が共同研究で開発した、と言うニュースがあった。口腔がん、乳がん、すい臓がん、の3つのがんで成果があったそうだ。時間のかかる検査や体に傷をつける検査など受けなくても、がんが判明する、という時代が来れば、これはすごい。早期発見できれば、早期に完治する可能性も高まる。今やがんは死因の1位。唾液だけで発見でき、しかも発見できるがんの種類が増えれば、健康への心配がぐっと減る。大きなお金もかからない、と言うのであればもっとよい。学校や会社、地域の定期健康診断には必ず唾液がん検診も付いてくる、ということになればよい。

 私の父は、鼻の付け根、いわゆる「眉間」の奥のような箇所にできたがんに苦しんだ。見つかったのは69歳の時だった。長い名前が付いていたように思うが、いわゆる鼻腔がんである。母とともに父の診断結果を病院に聞きに行ったときのことは忘れられない。手術はできるが、鼻を取り去り顔に穴が開いたようになるだろうと告げられた。それで完全にがんを取り去れるかどうか保証はない。手術でなく放射線の治療と抗がん剤の治療があるがいずれも、完全と言うわけではない。副作用もある、と説明を受けた。
 主治医の話が終わると青い顔をした母は、「手術はやめて下さい」ときっぱり言った。私も賛同した。
 しかし、放射線治療も恐ろしいものだった。眉間の周囲が黒ずみ、放射線が貫通した先の後頭部の髪が抜けた。ボロボロになって3年闘病した。私はその間、逃げ回って単身赴任し、あまり父を見舞わなかった。変わり果てて行く父に会いに行くのが怖かった。

 簡単にがん検査できる技術の早期実用化が、そして、体にダメージを与えることなく治療できる技術の早期実用化が待ち遠しい。 



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コメント

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RE: (五反田のヒラリーマン)
2010-07-07 23:55:36
確かに癌は怖いです。発見が遅ければ、死に繋がる確率が非常に高くなりますからね。安らかな死でなく、苦しいんだ末に死を迎えるから「怖い」のです。
私の父も癌の手術を行いました。7年前の78歳の時、日頃から喉に異変を感じていたようで、検査したら食道に病巣が見つかりました。
9時間の手術で患部を取り除きました。若い時分から焼酎を浴びるように飲み、ハイライトを吸っていました。癌になっても不思議ではないことをやってきたのです。
嘗て親父の泣き顔なんぞ見たことがなかったが、術後の傷の痛みは相当なものだったようで「背中を擦ってくれ!」と嘆願されました。あれから、7年が経過し、再発はみられないで過ごしております。神と仏に感謝しないといけませんね。

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