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そこで一言

2017-06-05 08:27:52 | 日記
 寿司やラーメンは近年急速に世界に広まった。漫画やアニメだけでなく日本の文化が世界に広がるのは嬉しい。だが、ことIT分野、特にわが社もそこにいるソフトウェア分野に関してはなかなか日本発のトレンドが生まれない。
 
 応用分野ではそこそこの力は持っていても基礎的な部分で世界のリーダーとして活躍できる人材育成が行われて来なかった結果ではないかと思う。ノーベル賞受賞者となった東京工業大学の大隅良典栄誉教授が繰り返し基礎研究の重要性を説いておられたが、同じ問題は自然科学分野だけにとどまらない。特にコンピュータソフトウェアの分野はその他のあらゆる分野の発展を左右する重要な分野であるにもかかわらず、国の予算も企業の研究費も人を育てるために投下されて来なかった。
 もちろん日本の優秀な官僚の皆さんが戦後ずっと何もやって来なかったわけでない。今から40年ほど前までは日本も世界をリードすべくコンピュータ分野の基礎研究に力を入れようとしていたのだ。が、重要な分野であるがゆえに米国から強い圧力があったことは確かだろう。同じ時期にかけられた自動車への圧力を少しでも軽くするためにコンピュータ分野への圧力には従順に見せたということなのかもしれない。その後もいわゆる米国への忖度が続いて来たように思う。しかし、そんな国家的な話しをここでしていても始まらない。今この状況でIT分野における日本発の世界的なトレンドを起こすにはどうすればいいのだろうか。
 
 「何か質問は?」と講演してくれた先生が話し終わって、こう聞いてくれた時、あなたはさっと手を挙げて質問するだろうか。オデッセイというSF映画のラストで火星から生還した飛行士が大学で講義するシーンがあった。「何か質問は?」という問いに対し学生たちは先を争って手を挙げる。そんな映画のシーンは別にしても大学教授の授業がテレビ放映されることも多くなったが、そこでも同じ光景を見る。学生たちの行動は仕事で取材している記者たちと何ら変わらない。疑問を解消するために質問したいというより、講義してくれた先生とコミュニケーションしたいという気持ちや集まった人たちに自分の気持ちを伝えたいという気持ちが手を挙げさせているようだ。どうやらそうした行動が習慣になっている。
 
 残念ながら私にはその習慣が無い。おそらく強く質問したい何かがあった時しか手を挙げないだろう。そしておそらく今私の周囲にいる多くの技術者が私と同じ対応を取るように思う。明らかに改善すべき反省点だ。例えば「何か質問は?」というように、自分の気持ちを表現できる機会を相手が与えてくれたなら、そのチャンスを逃さずに自分を表現してみようとする習慣を持っている人の集団とそういう習慣を持たない人の集団の違いが世界的なトレンドを起こせるかどうかの違いにまで繋がっているのではないかと考えてしまう。
 
 自分の気持ちを表現することができる場があれば、それをチャンスととらえて最大限利用しようとする積極的な姿勢を習慣化する。遠回りなようでも実はそういう基本的な態度の変化が大きな変化への糸口かもしれない。(三)
 

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