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すごい国

2017-07-10 12:11:14 | 日記
 東京オリンピックを見に来てくれる外国の方々に日本ってこんなに「すごい国」なんだぞ、というところを見せたい、という気持ちが中央省庁の方々の胸の中で燃え上っているようだ。もちろん、私にも共通する気持ちはある。いいところを見せたいというより、恥ずかしいところは見せたくない、そんなちょっと後ろ向きともいえる感じではあるが。
 
 「すごい日本」というのがどんなところなのか、人それぞれ異なるイメージを持っているだろうけれど、少なくとも例えば「小銭を持って歩かないと生活できない国」というのはすごい国ではない、という不思議な共通認識がどうやらあるらしい。そのためにおそらくここ1年2年の間に急激に電子決済の普及が政府主導で進むことになりそうだ。
 で、オリンピックあたりには小銭で膨れた財布を持って歩く若い人の姿はほとんど見かけない、ということになるのかもしれない。

 同じように通信速度が遅いのはすごい国ではない、という共通認識もあるらしい。通信速度が「すごく」速いインフラを整備している国であることを自慢したい、という気持ちも強いのだろう。諸外国に先駆けて通信の5G化を実現しようとしている。速度性能的には現在の4Gのなんと1000倍というから恐れ入る(実際には現在の1000倍に膨れ上がると予想されるトラフィックに耐えられる、という狙いのようだが、それでも各端末の速度感は現在の数十倍を軽く超える速さを実現するらしい)外国のみなさんも、さぞや驚くことだろう。

 そして自動車の自動運転だ。日本では地方でも自動運転バスが使われているとか、日本ではスマホで呼んだら自動運転タクシーが来た、というニュースが世界に発信されると、さぞや鼻が高くなる人たちが多勢いるのだろう。日本の自動車産業がそれで国際競争に勝って行ってくれるなら、ありがたいことだ。

 先進の技術を見せつけるのは、関係する業界にいる者として大賛成なのだが、日本の伝統や精神的な柱が大きくぶれていない姿を見せつける作戦のほうはあまり見えて来ない。新しい道具をチャラチャラ見せるだけの国と映ってしまわないか心配になる。

 新しい技術、先進の技術をさりげなく生活の中に取り込みながら古くから続く伝統を守って心豊かに暮らしている姿を見てもらうことはできないものだろうか。
 
 以前の東京オリンピックの時と同じように、オリンピックまでの2~3年で急に国のあり方を変えようというのは早急すぎるのでは、と思う気持ちもある。お江戸日本橋の上に高速道路を作った偉大な先人には悪いが、本当にあれでよかったのか、あの光景を見るたびに疑念が湧く。今、法律から何から当時と同じような早急さで、中央省庁の方々の熱い胸の中の意向に沿って日本が変えられているように思える。いったい私たちはそれでどんな豊かさを手に入れるのだろうか。しっかり目を開けていなければならない時代であることは間違いなさそうだ。(三)
 

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