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オールナイト上映

2017-11-06 09:12:07 | 日記
社内では一応映画好き、ということになっているが、
最近、DVDも含めて映画を見る機会が減っている。

そんな中、久しぶりに大学時代の友人とオールナイト上映に行くことになった。
オールナイト上映は、学生時代に一、二度行った程度。久々である。

上映作品は、イタリアの巨匠、フェデリコ・フェリーニ監督の代表作三本立て。
残念ながら、三本目は睡魔に勝てず、意識を失ってしまったが、
一本目、二本目の作品について、乱文ではあるが、感想的なことを書いていきたいと思う。

■フェリーニのアマルコルド
一本目の作品。いつも映画を見る前、私はできるだけ作品の情報を頭に入れず鑑賞するタイプなのだが、
本作は、前情報を得た上で鑑賞しても良かったのかもしれない。
後から分かったことだが、この作品、フェリーニの少年時代を回想して作られた、所謂、自伝的映画なのだそう。
巨匠フェリーニの少年時代を思い浮かべながら鑑賞していたら、また違った感想になっただろうと思う。

小さな漁村に綿毛が舞い、村に春が訪れるシーンから物語は始まる。
イタリアでは丁度、ムッソリーニが台頭してきた頃の時代。
春がきた村では、慣例となっているであろう雰囲気で祭りが開催される。
魔女狩りを思わせるような祭りに村民達は熱狂している。
祭りには様々な人々が参加している。家族連れや労働者、学校の先生、音楽家、弁護士や村のマドンナ的人物。
祭りのシーンが一通り終わった後、それぞれの人物に焦点があてられた小さなシーンがいくつも展開される。
その中でも、フェリーニの少年時代を模したであろう子供とその家族の挿話が中心に物語は進行していく。
少年は、学校では悪友といたずらばかりで先生に怒られ、親にも散々怒られるが気にも留めない様子で
青春時代を過ごし、少しずつ成長していく。
夏になると、村民達は全員船に乗り、沖に出て行く。ある村民が言うには、沖には何かが待っているらしい。
村民を乗せた船が沖に出て、随分と時間が経過した。
最初のうちはお祭り騒ぎだった村民達も、夜中になり、待ちくたびれて全員寝てしまう。
大きな音が遠くから鳴り、少年が目を覚ます。
少年の目の前には(当時の)技術の結晶のような、巨大な汽船が出現する。
少年が大声を上げると、村民達は次々に起き上がり、汽船に向かって歓声を上げた。
ある女性に至っては、感動のあまり、涙を流して歓喜する。
(後から分かったが、この汽船のシーンは名シーンとして、多くの映画評論家達によって語られているらしい)

村の季節は過ぎていく。
秋が過ぎ、冬が過ぎて、また村に春が訪れる。
村に綿毛が舞う季節に村のマドンナ的人物の結婚式が執り行われている。
日常の中の変わっていく風景、変わらない風景を映し出しながら、物語は終わる。

ストーリーとしては、上記のような内容となっている。
基本的には、フェリーニの少年時代の「なんでもない日常」を切り取った作品だと思われる。
鑑賞後にネットのレビューもいくつか見たが、「人生ってこんなもの」というような感想が多く、
私も同じような感覚で本作を見ていた。
一見つまらない内容ではあるが、郷愁的な雰囲気だったり、よく言われるようなイタリア人特有の明るさに
少し笑わされたりする作品に癒される時間を過ごすことができた。

■8 1/2
二本目の上映作品。読み方は「はちとにぶんのいち」ではなく「はっかにぶんのいち」である。
恐らくフェリーニの作品の中で最も有名な作品のうちの一つだと思う。
学生時代、私の周りには映画好きが多く、本作を鑑賞していない人の方が少ないような状況だった。
本作を鑑賞した人に感想を聞くと、「よくわからない映画」、「難しい」などの感想が
多かった印象があったため、鑑賞中に睡魔に襲われ意識を失ってしまうのではないかと思っていたが、
無事、全て見ることができた。

物語としては、単純で、「とある映画監督が映画を撮れなくて困っている映画」といえば凡そ間違ってはいないと思う。
本作も主人公はフェリーニの分身であると想像できるが、主人公の映画監督は、映画のアイデアが浮かばなかったり、
思いついた数少ないアイデアを脚本家にボツにされたり、また、人間関係(主に女性関係)のしがらみがあり、
なかなか映画を作ることができないでいる。
その苦悩だったり、精神的な部分まで映像で表現している作品のため、
どこからが現実でどこまでが想像なのかの区別がつかない。だから結果的に「難しい」作品になるのだと思った。
本作は、上記のような、とある映画監督の苦悩をひたすら周回するような作品なのだが、
個人的には、ラストシーンは驚くような展開があったため、鑑賞する機会があれば、
是非ラストシーンまで辛抱強く(?)見て頂きたい。


三本立てのうち、二本の感想を、大分乱雑に書いたが、
私がフェデリコ・フェリーニ監督でおすすめなのは「道」という作品ということを付け加えておく。
(「道」について書いていると収集がつかなくなるので、ここで言及を止めておく)
オールナイトとはいかなくても、やはり、たまには映画館でじっくり映画鑑賞するのも良い。(江)
 
 
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