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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

思い出ダイバー SP1

2015-01-06 11:19:24 | 日記
高校2年生の冬、私は同じ部活の友人と一緒に郵便局でのアルバイトを経験した。

短い冬休みを有意義に過ごし、社会に出て仕事の経験をしてみよう。と、考えたわけでも無く、単純に「お金が欲しいぃぃ$$」という一途な思いからだ。

友人たちは既にその1年前に経験していたらしく、非常に頼もしい発言を繰り返していた。

「かなり稼げる」
「短期だから頑張れる」
「ちょっと寒いけど、チャリをこいでいたら関係ない」
「チャリをこぐのも無心であれば耐えられる」
「マジで疲れる」

。。。後半は聞かなかったことにしよう。だが、私はずいぶんと興奮していたことを覚えている。何せそれまでアルバイトの経験も無いし、お小遣いも親から月1回のしか無い。それが自分だけのお金になるんだぞ、そりゃ凄ぇ!

当時は携帯電話はおろか、PHSを持っている人間も珍しく、主流はポケベルであった。初期は数字のみが表示されるもの~カタカナ?が表示されるものまでだったように思う(が、私は何も持っていなかったのでよく分からない)。それを支払うことも無いので、稼いだ分は100%「ザ・俺のもの」になるのである。

で、面接後、通知が自宅に届いたのだが、「内勤(郵便物の仕分けの人)」になってしまった。

「外勤(配達人)」と「内勤(仕分けの人)」では時給が違うのである。当時でも100円以上違ったかもしれない。それだけ外勤はつらいのだろう。しかし、私は既にチャリをこぐ気でイッパイだったので、「え?内勤?女の子がやるやつでは・・??」と時給が減ることに対して納得がいかなかったのだ。

だが、これはこれで正解だった。

外勤の人たちが冬の朝から夜までチャリをこいでいる間、私たち内勤は暖かい(むしろ暑い)局内で睡魔と闘いながら、はがきの仕分けをしていればいいのだ。女の子と楽しくおしゃべりしながらはがきを仕分ける作業は楽しかった。ただし、その量は本当に多い。「永遠に」という言葉がピッタリなほど単調な作業で1日が終わるのだ。

当時は1月2日の配達が無かった(と記憶している)ので、外勤の人たちは1月2日がお休みであったのに対し、私たち内勤は正月がお休みで1月2日に出勤し、出し忘れ分や正月に配達できなかった大量の年賀はがきを仕分けることになる。本当に12月25日くらいまでに「全部出しておけっ!」と思うくらい。なので皆さんも気をつけたほうがいい。

冬休み中ほぼ出勤して、7~8万円ほどの給料を手にすることができた。ただし、外勤の人(友人たちは外勤だった)は10万円くらいだったが(記憶違いはご容赦ください)。

それを握り締めて初めての給料で購入したものは、今は無きSNKが発売していたゲーム機「NEOGEO CD」である。そして、それで3ヶ月ほど遊んだ私は、あまりにもロード時間が長く、ゲームをしていてストレスを多大に感じたため、そっと中古屋に売りに行ったのであった。

私の冬休みを返してくれ。


新年明けましておめでとうございます。
2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

(照)


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