ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド発: ロンドン地下鉄では 'hello everyone' へ

2017-07-14 16:45:21 | 日記
2017年7月14日(Fri.) 今日の中部地方、一部の地域で土砂災害情報が出されたり、犬山市では約3万世帯の市民7万4千人に対して避難指示が出されたりしていました。 ピンポイントでの早めの正確な予測は不可能でしょうから、自らが、いざと言う時の避難場所や避難経路を覚えておくしかないでしょうね。

さて、これは単なる挨拶文言の変更を意味することなのかと思いましたが、少しばかり趣旨は異なるようです。 ( ニュースソース: The Journal.ie 7月14日発 )

<原文の一部>
London Tube announcements will now say 'hello everyone' instead of 'ladies and gentlemen'
ロンドン地下鉄のアナウンスは、これまでの 'ladies and gentlemen' から 'hello everyone' に変わります。

London Mayor Sadiq Khan said that he was aware that “some customers may not feel comfortable” with some station announcements.
ロンドン市長は、いくつかの駅などでのアナウンスに関して、不快に感じる客もいることに気がついたと述べています。

IN A BID to ensure all passengers “feel welcome”, Transport for London (TFL) has changed the greeting that staff make during tube station announcements.

Instead of beginning every message with the words “ladies and gentlemen”, each announcement will begin with a “hello everyone” instead.

The new phrase will be added to all pre-recorded messages on the UK capital’s extensive underground transport network.

(抜粋)全ての乗客が好感を得られるように努力するため、TFL( Transport for London )は挨拶の言葉を変更しました。“ladies and gentlemen”の代わりに、“hello everyone”にしました。 この処置はロンドンの広範囲の地下鉄網に適用されます。


Safety announcements and route updates are regularly made in stations.

London Mayor Sadiq Khan backed the move, and said that as London was a “vibrant, diverse and multicultural city”, he was keen for the transport network to speak in “a more neutral way”.

He said: “I am aware, however, that some customers may not relate to or feel comfortable with the way that certain station announcements are made.”

Mark Evers, TFL’s director of customer strategy, said that they wanted “everyone to feel welcome on our transport network”.

(抜粋)ロンドン市長は、ロンドンは活気ある、多様性と多文化の都市であり、交通機関網が中立的な会話になることを熱望していると語ります。 しかし、ある種のアナウンスが一部の人にとっては不快に感ずることもあると気がついたと言います。 そして、TFLの顧客戦略担当は、全ての人に歓迎の意味を感じて欲しいと述べています。

 :We have reviewed the language that we use in announcements and elsewhere and will make sure that it is fully inclusive, reflecting the great diversity of London. 

The move was welcomed by LGBT campaign group Stonewall, who said that language is extremely important to its community, and this move would make sure no one felt excluded.

It said: “We welcome gender neutral announcements to be rolled out across TFL as it will ensure that everyone – no matter who they identify as – feels accounted for.”

(抜粋)この動きは、LGBTのグループから歓迎されています。 彼らの社会にとって言葉はとても重要なものであり、この動きによって、誰も疎外感を感じるようなことはなくなると確信しています。 性差別的なものがない中立的なアナウンスを歓迎しているのです。

***

“ladies and gentlemen”と言う文言が、時代的に古くなったのかな? と思ってしまいましたが、その点は少し趣旨が違っていたようです。 “hello everyone” が単純になじみ易いし、受け入れ易い言葉かも知れません。 これも時代の流れかも・・・。



「挨拶」 で思い出されることが一つあります。 ドイツに滞在中のことですが、レストランでもスーパーマーケットでも共通的ですが、入店した時には hello! が交わされますし、レジで店員に向き合った時にも同様です。 日本の多くでは 「いらっしゃいませ」 で始まるので、客である自分は返す言葉に戸惑うことになるのです。 結果、無言になります。 そうではなくて、「今日は、いらっしゃいませ」 であれば、こちらも 「今日は」 を返すことができるのです。 そして、ドイツの場合ですが、レジが終わったり、店を出る時には 「チュース!」 と互に声をかけます。

こうしたチョットした挨拶が、人と人とのつながりや、親近感を醸成するのではないでしょうか。 (日本の一部のスーパーで、「今日は」 から始めているところもあるようです。)

一方、マンションなどの集合住宅などでは、隣の人の仕事や家族構成すら知らないことも少なくないでしょう。 災害や緊急時等においても、どこに独居老人がいるかも知らない・・・ではなく、地域の軽い結びつきを維持するためにも、こうした挨拶は店舗に限らず必要なものの一つでしょうね。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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