シャンテ サラ

独断と偏見で世相・経済からマンガまで 楽しい内容を目指します。 音楽とオーディオ関係の「シャンテサラ2」も統合しました。

それなりに良かった学生オケだが

2016年12月28日 | 音楽界よもやま話
写真は沖縄。
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学生オケの演奏会案内状が届いたのが12月初め。 私の好きなブラームス 交響曲第1番がメインプロです。 これは行って聴いてみようと、期待して出かけました。
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桜美林大学オーケストラ 38回定期演奏会〜 ドヴォルザーク 序曲「自然の中で」/ビゼー 「アルルの女」第2組曲/ブラームス 交響曲第1番〜 町田市民ホール 12月24日夕
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町田市民ホールは町田駅から歩いて7分のところにあります。 距離は大したことはないのですが、この年末の時期は風が吹くと少々寒い。 昨日までの季節外れの温かさからすると、少し寒い気温でした。

開演20分位前に会場に入りましたが、聴衆が少ない。 このホールで行う桜美林大オケの演奏会はいつも聴衆が少な目の傾向があります。 同じオケが橋本駅そばの杜のホールで行う演奏会は、そこそこ満員に近いですから、場所柄が良くないのでしょう。 聴衆は良くて 300人弱、いや 200人の方に近いかも知れません (杜のホールは駅から徒歩1分)。
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指揮者はいつもの桜美林大学の教授です。 最初の曲は初めて聴きましたが、馴染みが少ないせいかメロディが頭の中に入って来ません。 オケも慣れてない (?) のが分かるような演奏です。 途中で1回だけウトウトっとしてしまいました。 斜め前の白髪のお爺さんは、10分ほどの演奏の間じゅう 頭が殆ど下を向いたままでした。

2曲目は前にも聴いた記憶があります。 このオケのオハコらしく、手慣れた演奏で、20分の組曲最後の “ファランドール” は華やかに全奏で終わり、盛大な拍手が沸き起こりました。 私も大きな拍手を送りました。
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休憩後 肝心のブラ1ですが __ やはり学生オケの音です。 いや これはアマチュアで、しかも20歳前後の演奏経験の少ない学生なんだから、と自分にいい聞かせますが、もう1人の期待していた自分はどうしても CD のベーム/ベルリン・フィルの59年名演盤と比較してしまうのです。

ベルリン・フィルのような分厚い弦の音がするはずがないのです。 逆に ベルリン・フィルのような音が聴こえたら、おかしいのです ( “おかしい” という意味は、私のステレオ装置のことです)。 以前 同じオケでブラ2を聴いた時はもっと良かったと思いました。 すると ブラ2はアマチュアでも演奏し易いが、ブラ1はプロでないと効果が出にくい曲なのかも。

1楽章冒頭はティンパニが連打する見せ場があるのですが、これも今1つの音圧に聴こえます。 直前のビゼーでは女性奏者が威勢良く叩いて よかったのですが、ブラ1では男性奏者に交代し、もっと大きな音が出るのかと思ったら、逆でした (私の記憶では このオケが以前の演奏会で使っていたティンパニとは違っていますから、買い換えたのかも)。

2楽章ではコンマス (今日はコンミス) が独奏パートを弾く見せ場があります。 恐らく10年以上の楽器歴がある学生なのでしょう、懸命に弾く姿は微笑ましいものでした。 弾き終わって2楽章と3楽章の合間に “ふう” と、ひと息吐いているのが見えます。 大役を果たした、という風でした。

すると 隣の奥に座った女性奏者が横目でちらっと見て、”目でお疲れ様” といっているのも分かりました。 その微笑んだ 余裕の表情は先輩目線のようにも見えました。 プロオケではこういうやり取りは見られないでしょう。 楽譜通り演奏して当然、の世界ですから。

もちろん 今回の独奏パートを弾くコンミスはソツなく演奏していました。 しかし 当然ながらプロ並の演奏ではありませんでした。

2人とも派手目のステージ衣装で腕部分がシースルーですから、衣装だけ見ると どっちがコンミスか区別ができません。 パンフには3年生のコンミス、4年生の女性の名が上段にありますから、1年前はこの4年生の女性がコンミスを務めていて、コンミス先輩かも知れません。

3楽章、4楽章と進むにつれ、段々と演奏が良くなっていきます。 4楽章半ばを過ぎたあたりでホルンが朗々と鳴る箇所がありますが、無事に事故なく進みます (ホルンは難しい楽器で 時々音がすっ飛びますから)。

コーダは盛大に終わりました。 お疲れさまでした。 ブラ1は難易度が高い曲目のようです。 それに比べるとブラ2は低いらしく、アマオケがよく取り上げるのは それが理由でしょう。
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アンコールは、クリスマスイヴにふさわしく、ルロイ・アンダーソンの ”そり滑り” でした。 サンタの赤い帽子が何名かの団員に配られます。 始まると オケ全体がブラ1とは違って余裕で楽しそうに演奏しています。 こういうポップスは得意なようですね。 前にもこのオケで同曲を聴いた時、最後の “馬のいななき” 部分は (ホルン専攻の) 指揮者自身がホルンを吹きましたが、今回は学生が吹き、ちゃんと “いななき” に聴こえました。

7〜8回は聴かせてもらったでしょうか、この学生オケは。 そうすると オハコが何度も出てくるので、得意曲が段々分かってきますね。 ビゼーとアンダーソンです。

この後は 何人かは赤い帽子を被ったまま、オケの打ち上げクリスマスパーティ会場へ直行でしょうね。

以上
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