シャンテ サラ

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お粗末 綿棒 DNA 捜査事件

2009年04月01日 | 事件事故の多い世
写真左は、Nachrichten.at 誌から。
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几帳面さを国民性とするドイツで、かくも初歩的な器具確認を怠ったことによるミスが原因で "不気味な犯人像" が作られた?
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「凶悪犯の正体、実は綿棒=DNA 汚染で捜査混乱−独」(3月30日 時事通信/フランクフルト) _ 独警察当局を翻弄し続けた凶悪犯の正体が、捜査で使用された綿棒の DNA 汚染だったことがこのほど判明した。 捜査のあまりのずさんさに「戦後の独警察の歴史で最もお粗末」(独有力紙フランクフルター・アルゲマイネ) との声も上がっている (※追加1へ続く)。
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07年の初夏に起こった警察官殺害事件とその後の捜査は、「ハイルブロンの怪人」事件として知られるが、09年になって捜査に使われた綿棒の DNA 汚染によるものであることが明らかになった (ウィキペディアから)。
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「今日のベルリンを知るための昨日のベルリン!」(3月27日 六草いちか/ベルリンTODAY) _ ドイツは とある事件簿を巡って今、大騒ぎとなっている。

それは、人の命や物品を容赦なく奪い去る冷血な人物が引き起こした事件の数々で、その人物はなんと女。 数えるのも大変なくらいの事件を起こしているというのに、その姿を目撃した者が一人としていないため、「顔の無い女」と不気味がられ、「ハイルブロンの怪人」として恐れられている (※追加2へ続く)。
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「Wattestaebchen nach DNA-Blamage eingezogen
Cotton bud after DNA disgrace drawn in
暴かれた不名誉な DNA 綿棒」 (Nachrichten.at誌) _ LINZ.  Nach dem peinlichen DNA-Fehler bei der Jagd nach einer angeblichen Serienttaeterin hat das Bundeskriminalamt (BK) alle Wattestaebchen zur Spurensicherung in Oberoesterreich und Tirol eingezogen, die verunreinigt sein koennten. _後略_
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時事通信の記事だけでは、事件の経緯がよくわかりませんね。 ドイツ語原文をインターネット辞書で訳してみましたが、自動翻訳ソフトを使うと かえって分からなくなります。

そこで、検索で「ハイルブロンの怪人」を探したら、やっと「ベルリンTODAY」に日本文が載っていました。

それにしても、捜査で使用する「汚染されていてはならない器具」が、捜査前に汚染されていて、しかも封印された機械作り品でなく手作り品が納入されていたなんて、確かに科学捜査を引っくり返すような不始末です。 DNA 鑑定だから "結果は絶対正しい" とはいえませんね。

以上


※追加1_ 独南西部バーデン・ビュルテンベルク州刑事局や同国メディアによると、07年に同州ハイルブロンで女性警察官が殺害された事件を含め、オーストリアなど隣国にも及ぶ計40件のさまざまな犯罪現場から同一女性の DNA が検出され、「ハイルブロンの怪人」と呼ばれていた。
 
ところが今年2月以降、少年らが窃盗目的で学校に侵入した事件からもこの女性の DNA が検出されるなど、明らかにつじつまの合わないケースが続出。 当局が改めて調査した結果、問題の DNA が、綿棒を納入していた業者の女性従業員のものであることが、27日明らかになった。
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※追加2_ 大騒ぎのきっかけは、2年前の4月25日にハイルブロンで起きた女性警官射殺事件。 パトカーで巡回中の女性警官が狙撃され即死する。 突然、こんな不条理な形で同僚を失った警官たちの悲しみと怒りは計り知れないほどで、その死に報いるためにも1日も早く犯人を捕まえようと、決死の捜査が始まる。 現場周辺で DNA 鑑定が行なわれ、反応が出た。

そこで奇妙な事実が明るみになる。 既に起きている未解決事件数件の容疑者と同一人物であることが分かったのだ。 ヨーロッパ組織のためにエアバッグを盗み出し、麻薬を買うためにラップトップを奪う。 犯人は数ヶ国語を操る知的天才的犯罪者、しかも女。 警官らは仇討ちのために膨大な時間を費やし、殉職した同僚への鎮魂歌としてすすんで残業し犯人探しに躍起になる。
 
そして昨年10月7日、男二人の口論が警察沙汰になり、駆けつけた警官らが行なった DNA 検査で、アパートのある部屋の扉に、探し続けていた女の DNA を発見した。 犯人はこのアパートに住んでいる! 住人たちは検査のために唾液を提出させられ、男たちは尋問される。 しかし女は見つからず、その存在を知る者はどこからも出なかった。

その2週間後、散歩中の男性が駐車中の車の中に死体があるのを発見した。 殺人事件として検査が行なわれ、DNA 鑑定で、またもやあの女の反応が出た。 しかし、またもや目撃者のいない事件。その姿は未だ闇のベールに包まれたまま、「顔の無い女」、「ハイルブロンの怪人」と、国中の感心がこの不気味な女へと向けられる。

ところが今月18日、ザーブリュッケンの学校で起きた盗難事件でも DNA 鑑定が行なわれたコカコーラの空き瓶からもあの女の DNA が発見され、しかしながら共犯者にその女は含まれていなかったこと、そして19日に行われた男性の焼死体の検死の際にも身元確認のために行なわれた DNA 検査でも女の反応が出たことで、「おっや?」と疑問の目が向けられることになった。 ドコカデナニカガオカシクナイカ??
 
そこで今度は同僚を失った警官らではなく、DNA 鑑定の専門家たちがこの不思議な現象の解明のために立ち上がった。
 
・・・そこで浮上したのは、この「ハイルブロンの怪人」の DNA は現場で発見されたものではなく、元々検査に使った器具、そう、DNA 検査に使う綿棒に付着していたのではないかという疑問。
 
この綿棒は耳掃除などのために市販されているものではなく、研究所で用いられる特別製品なのだが、もしかして製作工程で誰かが素手で触っているのではないか。 作業員の誰かが・・・
 
新聞や TV に映し出されている綿棒は木製の長い軸の先に綿が付いている。 そのまとわり付き方はよく見かける市販のものと同じような形状だが、研究所用の特別仕様、特別に製作・・・手作りだったりして。 この形にするために従業員が指でクルクルッと棒に馴染むように綿をなすり付けているとか。 それも「ハイルブロンの怪人」さんは、こよりでも作るみたいな手付きをしながら、「こうするとね、クルッときれいに仕上がるのよ?」なんて言いながら、指をペロッと舐めて濡らしては綿を器用に棒に巻き込んでいたりして・・・

以上
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