シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

“松井 よく米年金資格をとった” と褒めたい

2013年01月02日 | スポーツは面白い
写真は、ヤンキース、アスレチックス、レイズ時代の松井。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
松井が米メジャーリーグに固執した理由の1つがメジャーリーグの年金があった、という記事には “なるほど” と半分納得した気分になります。 それが 100万や 200万という額ではなく、17万5000ドル (約 1513万円) という桁違いの額なら、固執するのは当然でしょう。 勿論 掛け金もそれなりの額を払っているでしょうから。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
2002年 ヤンキースと3年総額 2100万ドル (当時約 25億4,100万円) で契約に合意。 05年 ヤンキースと4年総額 5200万ドル (当時のレートで約 61億8800万円) で契約延長。 09年 エンゼルスと年俸 600万ドルの1年契約。 10年 アスレチックスと年俸 425万ドル (当時のレートで 3億5700万円) で1年契約。 12年 レイズとマイナー契約。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
__ とウィキペディアで調べただけで、契約総額は、8000万ドルを越えているから、例えば 10% なら 800万ドル (6〜7億円?) も掛け金を払ってもいるんでしょう。 もっとも ヤンキースの4年契約の4年目には移籍しているから、契約金額がそのまま履行されたかどうかは不明ですけどね。

日本人大リーガーで10年在籍した選手は他に、野茂13年、イチロー12年があり、イチローはヤンキースと契約を延長しています。 近年は日本人大リーガーも増えてきたけど、10年も体格の大きな米選手に混じってプレーするのは大変なことでしょう。 確か 大柄の審判員と並走して足を踏まれケガした日本人投手もいたくらいですから。

去年 マイナー契約で米球界に残留したときには、巨人で4番を張ったスラッガーが そこまで落ち目をさらす必要もなかろうに、と思いましたが、年金という “ニンジン” が頭の上にぶら下がっていたんですね。 よくぞ 我慢して年金ニンジンに食らいついた、松井! やっぱり 並の選手ではないよ、このゴジラ男は。

いつかは日本球界に戻ってきて、指導力を発揮して欲しい物ですが、打撃・守備で並外れた才能の持ち主でも、コーチ・監督は別物だから、果たして 巨人の監督はどうでしょうか?
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
「メジャーリーグ年金もほぼ満額受給 引退・松井秀喜は “10年目” 与えたレイズに感謝すべき!?」(12月28日 落合一郎/リアルライブ) _ ※追加1へ
「ついに来るべき時が来た! レイズが松井秀喜に戦力外通告」(7月26日 落合一郎/リアルライブ) _ ※追加2へ

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
以上


※追加1_ 松井秀喜外野手 (38) が12月27日(日本時間28日)、米ニューヨークで会見を開き、現役引退を表明した。

松井は昨オフ、アスレチックスから FA となったが、新たな所属球団がみつからないまま、今季のシーズンに突入。 4月30日 (同5月1日)、レイズとマイナー契約を結び、5月29日 (同30日) にメジャー昇格した。

しかし スプリングキャンプを行っていないことも響いたのか、34試合出場、95打数14安打7打点2本塁打、打率 .147 と極度の不振で、7月24日 (同25日) に戦力外通告を受け、8月1日 (同2日) に自由契約となった。

その後、獲得する球団は現れなかった。 オフになって、アストロズが指名打者要因としてリストアップしたようだが、オファーには至らず。 松井の元にはどの球団からも声は掛からず、来季のプレー続行を断念した。

松井は引退の理由を、「今シーズンは3カ月くらいしかプレーできませんでした。 マイナーからスタートし、メジャーに上がり、プレーする機会をいただきクリーンアップを打たせてもらいましたが、結果が振るわなかった。 これが一番大きな要因です。 10年前にメジャーに挑戦するときに話しましたが、『命懸けでプレーし、メジャーという場で力を発揮する』という気持ちでやってきましたが、結果が出なくなったということ。『命懸けのプレー』もこれで終わりを迎えたんじゃないかと思います」とコメント。

メジャーからオファーがなければ、日本に戻って、古巣・巨人への復帰の道も残されていたが、「10年前、ジャイアンツの4番バッターということに対して誇り、責任を持ってプレーしていたつもりです。 もし戻ってプレーすることになれば、たくさんのファンの方が10年前の姿を見たいと思うし期待します。 正直言いましてその姿に戻れる自信が強く持てませんでした」と語った。

松井といえば、昨オフも日本球界復帰がとりざたされたが、あくまでもメジャーに固執した。 その大きな理由に、メジャーリーグの年金問題があるともいわれている。 メジャーでは10年在籍すれば、満額の年金を受け取る資格が取得できる。 その額は62歳受給で、17万5000ドル (現在のレートで約 1513万円)。

年金は1年を 172日のメジャー選手登録で計算され、その日数に満たない場合は減額されるが、今季の松井はメジャーで2カ月しかプレーできなかった。 ただ、10年メジャーに在籍したことで、ほぼ満額の年金を手にすることができるようになった。

松井のメジャーでのキャリアが昨季で終わっていても、年金は減額支給されるが、10年プレーしたことは、メジャーリーガーとしてステータスにもなる。 その意味で今季チャンスを与えたレイズに、松井は感謝すべきではなかろうか。

松井は92年のドラフト1位で巨人に入団。高卒ルーキーながら、1年目に 11本塁打を放った。 2年目の94年からレギュラーの座を奪取し、毎年本塁打を量産。 02年には初の 50本塁打を記録した。 同年オフに FA 権を行使して、ヤンキースに入団。 2年目の04年には 31本塁打をマーク。 09年にはワールドシリーズで日本人初の MVP を獲得し、同軍の世界一に貢献。 10年はエンゼルス、11年はアスレチックスでプレーした。

日本で10年、メジャーで10年。 出場試合は計 2504、2643安打、507本塁打、1649打点を記録した。 日米を股にかけて活躍したスラッガーが、今静かにバットを置いた。
………………………………………………
※追加2_ ついに来るべき時が来たというべきか。 米メジャーのレイズが7月24日 (日本時間25日) の試合後、松井秀喜外野手 (38) にメジャー出場の前提である 40人枠から外すことを通告。 事実上の戦力外となった。

今後は移籍先を探すことになり、他球団からオファーがなければ自由契約となるが、マイナー契約を結び直してチームに残留する可能性もある。 処遇は10日以内に決まる見通し。

結果が出せなかった松井にとって、戦力外は時間の問題だったといってもいいだろう。 昨オフ、アスレチックスから FA となるも、所属先が決まらないままシーズンに突入。 4月30日 (同5月1日)、レイズとマイナー契約を結び、5月29日 (同30日) にメジャー昇格。

メジャーでの初戦で、本塁打を放つものの打撃は低迷。 主に指名打者、左翼、代打での起用となったが、調子は上がらず。 7月2日 (同3日) のヤンキース戦では左太もも裏を痛め、出場機会が激減。 故障から復帰後、チャンスがなかったわけではないが、好機での凡退が続き、18打席連続無安打中だった。

レイズは25日 (同26日) 現在、51勝47敗で、ア・リーグ東地区でオリオールズと並び、同率2位で首位ヤンキースを追撃中。 レイズとしては、なんとしてもプレーオフには出場したいところ。 ここにきて、故障者リスト (DL) 入りしていた同じ外野手のサム・フルドが復帰。 7月末のトレード期限を目前にして、ダイヤモンドバックスからライアン・ロバーツ内野手を獲得。 メジャー 40人枠から1人外す必要が生じ、当落線上の松井が戦力外となった。

今季の松井は 34試合に出場、95打数 14安打7打点2本塁打、打率 .147 と極度の不振であった。 しかし、松井のキャリアを評価するジョー・マドン監督は辛抱強く起用していたが、その期待に応えることができなかった。 マドン監督は「キャンプを行わず実戦から長く離れていたことも影響しただろう。 彼がやりきったとは思えない。 まだ力は残っていると思う」と松井をかばった。

ヤンキース時代の09年にはワールドシリーズで MVP になった男も衰えは隠せず、メジャーでの評価も急落している。 38歳という高年齢を考慮すると、松井にオファーを出すメジャー球団が出るかどうかは疑問。 選択肢として日本球界復帰もあるが、トレード期限ギリギリのこの時期ではタイミングが悪く、そもそも本人が望むかどうかの問題もある。 松井の再就職先探しは難航しそうな気配だ。

以上

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。