ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

これからの研究・開発 育てる気かあるのか! 獣医学部を増やすとのアベさんの言から

2017-07-01 11:09:25 | Weblog
資源のない日本は、科学技術振興が必要と力説してきた。しかし、理学部・工学部で博士後期過程の定員は増やしたが、進学する人は少なくなっている。今は、発展途上国からの学生が主である。

民間の研究費も、他の先進国より少ない。大学教官の数・研究費は減り、国の研究機関の定員も減っている。多くの研究者は非正規雇用で、4年を限度とする研究者が多い。研究の継続性、長期的展望の研究は難しくなった。
博士課程を出ても、その知識を活かせる場は少なく、塾の講師などで過ごし、学識が有効に利用されていない。
博士の処遇はきわめて悪い!

ノーベル賞受賞者が、力説するのは、“過去の遺産で賞をもらっているので、これから先は見込みがない”である。永続できる、研究職が必要と説いている。

獣医学部は幾つでも増やせばいい」はアベさんの言である。開業すれば、競争原理は働くかもしれない。しかし、先進的分野の研究をさせる」等と言っても、しかるべき場がなければ不可能である。そこまで、考えているのか?人口減少を、どう理解しているのか?

医師の場合、定員削減があり、法科大学院は廃止が進んでいる。需要と供給、将来の展望を無視して、大学増を論じるのは、ご都合主義である。

国の研究所・大学で、教育・研究に従事した者としての感想である。

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