ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

日本は科学技術の国から トバク大国へ : ノーベル賞の受賞に際しての感想!

2016-12-10 11:10:51 | 科学・技術・・
ノーベル賞の授賞式に、大隅東工大栄誉教授が出席されている。ストックホルムは、何回も訪ねたので、懐かしさもひとしおである。

その関係で、我が国の基礎研究の危機が叫ばれている。今朝のNHKでも、東大の研究室の例が紹介された。46歳の非正規雇用の研究者が、職探しをしているとのことだった。

国立大学の経費は削減の一途を辿り、多くの大学で助教の採用をやめ、教授・準教授が退職しても補充しない状況である。国立研究法人でも、定員は増えず、研究の多くは、期限付き研究員、非正規によっている。

博士課程に進んでも、その後の研究職の当てがない。5年多く学費を払って研究しても、その先がないため、博士課程に進む日本人は激減している。学生の多くは、発展途上国からの留学生である。彼らは、帰国して要職につく。

研究に従事しても、毎年、成果を求められる。近視眼的研究しかできない。毎年、ノーベル賞を受賞される先生方から、過去の基礎研究の成果である。基礎研究が重要であることが、説かれている。

研究者は、一朝一夕では育たない。研究に対する素質のある人は、日本には多いと思う。しかし、進む道を閉ざしたのでは、科学・技術、特に基礎研究の将来は暗い。

一方、カジノを作ることになると、与野党の議員立法で、簡単に決まりそうだ。1箇所で、何千億の利益があがる?
基礎研究では、利益があがらない!
単純明快である。

国立研究所、国立大学、私立大学で研究・教育に従事した。研究費は少なかったが、研究に打ち込めたいい時代だった。
この時代の遺産は、間もなく食いつぶす。

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