時事放談  野次・喜多 珍道中談義

おなじみ、野次さん・喜多さんの歯に衣着せぬ時事談義

茶番劇は終わった??

2007年02月06日 10時31分46秒 | Weblog
柳沢氏、強気モード 「みそぎ」は済んだ?反省一転(産経新聞) - goo ニュース

喜多さん> 北九州市長選挙と愛知県知事選挙が終わった。
      結果は投票率や投票内容の変化はあったものの、選挙前の予想通りの
      順当ともいえる一勝一敗だった。
      与党はタレントや有名人・首相夫人までも投入して愚民人気を狙った
      が北九州では負けた。
      野党は柳沢大臣の発言を理由に国会を欠席して現地に幹部を投入して
      善戦したものの愛知では及ばなかった。
野次さん> しょせん地方選挙は国政選挙ではない、マスコミを含め民意はナニを
      期待していたのか?
      問題は民意よりも、国会。
      与党からは「市長選は知事選とは重みが違う、イーブンとは言え
      ない、わが方の勝ちは歴然!」との幕引き宣言まで飛び出した。
      ウルサイ野党がボイコットした国会で十分な時間を使いたい放題の
      審議時間を得たはずの与党は、くだらない身内びいきに、たいした
      内容の審議もせずに、もてあました時間をイタズラお絵描きや
      居眠り・携帯電話に費やした。
       コレが政権政党である責任与党の指導力ある内閣の十二分な予算
      審議なのか?
       コレに対する野党はというと。
      共産党は筋を通し国会に出てきてからの引き揚げと言う、こざかしい
      ある意味正しいボイコット戦略を取ったものの、野党第一党を始め
      その他の党派は見え透いた柳沢女性蔑視発言への審議拒否の党利
      党略的ボイコットを行い、下手糞選挙戦の馬脚を露にした。
       TV・新聞報道に至っては、更にひどい報道で「事の本質」は
      おろか、「愚民と賢民の区別すら出来ない」始末。
喜多さん> 柳沢発言の「本質」といえば。
      あの発言は女性蔑視という面でも弁解の余地は無いが、本当の問題は
      少子化問題の国政での最高責任者である大臣がその責任を出産適齢期
      の女性に「女性蔑視」のオブラート(本音)に包んで飲ませようと
      した、すなわち、自分の責任転嫁を適齢期女性に女性蔑視の毒
      オブラートと共に飲ませようとした、無責任・能無し大臣の
      本質的無能力にあることなのだ。
野次さん> その本質に気付いていたのか?
      全く気付かず感情的に反発してか?
      あるいは盲目的に与党支持者のボイコット野党に対する嫌がらせ的
      反撃なのか??
      ブログでも参議院選挙に向けた、世論操作的柳沢擁護や野党非難が
      多数見受けられるようになり始めている。
喜多さん> はてさて、国政選挙ではナニを争点にどんな民意を反映されることに
      なるのか?
      愚民や盲目的支持者の戯言に惑わされることなく、賢民としての判断
      が、どれだけされるかが関心事だ。