JPR:日本国際救急救助技術支援会

現役の消防士が中心となって結成されたボランティア団体:JPR(日本国際救急救助技術支援会)のブログ

カンボジア訓練情報 №64 [ カンボジアに帰還 ]

2011年09月01日 | カンボジア
カンボジアに帰還

皆さん、カンボジアの正井です。

約1ヶ月間の一時帰国を終え、8月30日にカンボジアに帰還しました。

31日には早速訓練を再開しましたが、RRC711の体制も少し変わっていました。


RRC711のオフィス近くに緊急通報デスクが設けられていました。

ここでは、隊員が24時間交代で電話と無線の受信を行うようになりました。


プノンペンでの緊急通報システムとしては、警察通報(火災を含む)と国立カルメット病院での救急通報がありますが、火災の場合は警察消防が消火に対するお金を請求する、救急に至っては通報者が出動してきた救急車の所属病院から10ドルもらえるといううわさがあります。

このため、一切金銭の要求や授受をしないRRC711への通報や応援要請をされない場合が多々あります。

日本と比べると悲しいことですが、これがプノンペンでの現実です。

日本の他のNPOで救急車や消防車を寄贈している団体がありますが、この現実を助長しているとも言えるところがあります。


昨年の11月のセレモニー訓練と今年のハシゴ車寄贈セレモニーの際に、私はスピーチで「カンボジアでの緊急通報及び指令システムの必要性」をスピーチしました。

また、昨年11月はカンボジア軍最高司令官からこのシステムのマスタープランを提出するように言われ提出しました。

もちろんこのマスタープランの実現には至っていませんが、現状のままではお金のある市民だけが助かるというシステムから脱却できません。

JPRは地道な活動ですが、粛々と現在の活動を進めて行きたいと思います。


 電話による通報の聞き取り受信


 通報先をプンペンの地図で確認


 無線で警察などからの要請を受信
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