原発問題

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10μSv/h未満の放射性遺体、通常の遺体と同じ扱い(厚労省) 『火葬炉の風下』で『被ばく』の可能性

2014-06-21 02:08:00 | 放射能汚染

10μSv/h未満の放射性遺体、通常の遺体と同じ扱い(厚労省)

 『火葬炉の風下』で『被ばく』の可能性

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016u30-img/2r98520000017jdn.pdf より
健衛発0331第2号 平成23年3月31日 各都道府県衛星主管部(局)長 殿 厚生労働省健康局生活衛星課長

東京電力フクシマ第一原子力発電所災害に係る避難指示区域内の御遺体の取扱いについて

東京電力福島第一原子力発電所災害に係る避難指示区域内の御遺体の取り扱いについて、経済産業省緊急時対応センター(ERC)を通じて原子力安全委員会について別紙1のとおり照会したところ、別紙2のとおり回答がありました。

 原子力安全委員会からは、御遺体の放射能は、ほぼ体表面に残存するものであり、火葬、
土葬共に環境へ与える影響は問題にならない等の見解が示されておりますので、各都道府県におかれましては、円滑な埋葬、火葬の実施に資するよう、管内市町村及び火葬場等への周知及び指導方よろしくお願いいたします。

(引用終了)

 

資料には、このような質疑応答が記載されています。 

★「汚染検査の基準は「10万cpm以上」とされているが、
   「10μSv/h以上」としてよいか。」 

   「10μSv/h未満を、通常の遺体と同じ扱いとする」 

★「火葬により、火葬炉が汚染されることはないか」

   「汚染は、わずかであり、問題になりません」

10μSv/h近いような御遺体を燃やせば、放射性物質も気化し拡散します。

それでも「わずかな汚染」と言えるのでしょうか。

また、気になる文言として、

「1体あたり平均30分要する作業を年間1000体分実施したとしても被ばく線量は5mSv/年を下回る。」

よほど多くの『放射性遺体』を処理しなければならないのでしょうか。

いずれにしても、『火葬炉の風下』で『被ばく』する可能性も否定はできないと思います。

資料から抜粋引用↓↓

 

(引用終了)

 

汚染がれき 燃やすと、細かく体に取り込まれやすくなり、

原子炉爆発時の粉塵より危険な状態で拡散されます
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e4911e14c506a48c98b3d9083c170861
2012-11-28

 

福島第1原発:半径10キロ圏、遺体運べず 放射線量高く

『10万cpmまで測れる測定器、針振切れ』(2011.03.28)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/2ce4541db76353a7482695685c3ebd6c
2014-06-11

 

被爆状況:文部省・原子力安全・保安院資料より

『10万cpm以上の値を示した者が102名・・』

福島県に立ち寄っただけで、原発で作業したわけではない、
原発作業員がホールボディカウンターによる内部被曝測定で
精密検査が必要な被曝量1500cpmを越えた例は4766件、10000cpmを越えた例は1193件という数値を政府は国会答弁で認めている
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/e786220c49ce759722f8fbbc516b4de3

 

福島県内 ロッカーの上やカーペットなど、数万cpm検出
(除染は「室内」想定せず、放置)(2012/3)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/2cfd2e80d8abc7b56f3ac0dc7505cefb
2014-04-02

東日本大震災:福島第1原発事故 
除染「室内」想定せず、環境省基準に穴 「放置、内部被ばくの恐れ」

  


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