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~東京電力、不祥事と隠蔽の歴史~ 『日本初の臨界事故は、福島第一原発3号機だった!』

2012-04-05 12:30:38 | 原発・放射能

~東京電力、不祥事と隠蔽の歴史~

 『日本初の臨界事故は、福島第一原発3号機だった!』

1978年11月2日
 福島第一原発3号機で、制御棒の脱落により日本初の臨界事故が発生。
  2007年3月まで隠し続ける。

1989年1月1日
 福島第二原発3号機で、原子炉再循環ポンプ内が破損し炉心内に多量の金属粉が流入。

1990年9月9日
 福島第一原発3号機で、主蒸気隔離弁を留めるピンが壊れ、原子炉内圧力が上昇して自動停止。

1992年2月28日
 柏崎刈羽原発1号機で、タービンバイパス弁の異常により原子炉が自動停止。
  しかし、この事故を隠蔽して行政当局に報告せず。

1992年9月29日
 福島第1原発2号機で、原子炉への給水が止まりECCS(非常用炉心冷却装置)が作動する事故が発生。

1997年12月5日
 福島第二原発1号機で、制御棒1本の動作不良が見つかり原子炉が手動停止された。
 (国際評価尺度レベル1)

2002年8月29日
 原子力安全保安院が、福島第一・第二原発、柏崎刈羽原発で80年代後半から
  90年代前半にかけ計29件の事故を東電が改ざんしていた可能性があると発表。

2004年1月14日
 地元反原発3団体が、柏崎刈羽原発管理区域内の放射性廃棄物が外に持ち出されたため
  近くの土壌から人工放射性物質コバルト60を検出したと発表。

2005年6月1日
 福島第一原発6号機で、可燃性ガス濃度制御系流量計の入力基準改ざんがあった事実を認める。

2007年1月31日
 柏崎刈羽原発1号機で、ECCSの故障偽装など定期検査時の不正が常態化していた事実を認める。

2007年4月6日
 福島第二原発4号機で、制御棒駆動装置の不正交換を偽装した事実を認める。

2007年7月16日
 新潟県中越地震により、柏崎刈羽原発3号機の変圧器が火災。
  6号機からは、使用済み核燃料プールから放射性物質を含む水が
 海水に流出。同機原子炉建屋天井の大型クレーン移動用車軸2本が破断。
  10月21日には、7号機の原子炉建屋のコンクリート壁から
 放射能を帯びた水が流出していた事実が判明した。

2008年1月14日
 福島第二原発3・4号機廃棄物処理建屋の、海水ポンプの配管や電動機などが破損。


(「週刊金曜日 840号 2011年3月25日発売」 より)


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