不思議な絵本がある。
母が、さんちゃんに送ってくれたものだ。
「もこもこもこ」
谷川俊太郎・作/元永定正・絵
谷川俊太郎氏の別の絵本「ことばあそびうた」は
大きくなってからは面白い本になったけど
小さいころは絵が怖く、文にもちょっと怖い表現があった記憶がある。
この「もこもこもこ」は、とてもシンプルで
最初どんな谷川マジックが隠れているのか想像もつかなかった。
絵も、画家の方が描いているので
「小難しく、何かが隠された本」なのかなぁ()と思っていた。
届いた時には興味を示さなかったさんちゃん。
それが1歳過ぎた頃から
何故かこの本ばかり「読んで」と差し出すように…
しかも、写真を見て気づくだろうか。
なぜかさんちゃんは、ページをめくった後に
一度ぎゅっと左ページの右寄りを握るのだ。
指差す絵本はあれど
握る本は今のところ他には無い。
彼も、不思議だ~不思議だ~と言う。
表紙もめくりたがるようになったし(仕掛けがあるので)
飽きもせず毎日この本を差し出してくる。
私なんか駄目ね、
「これはどういう意味なんだろう」とか考えちゃうから。
さんちゃんみたいに純粋に絵本を見るってことを、
しばらく忘れていた。
少し大きくなったら
この本のどんなところが好きか、聞けたりするんだろうか?
母が、さんちゃんに送ってくれたものだ。
「もこもこもこ」
谷川俊太郎・作/元永定正・絵
谷川俊太郎氏の別の絵本「ことばあそびうた」は
大きくなってからは面白い本になったけど
小さいころは絵が怖く、文にもちょっと怖い表現があった記憶がある。
この「もこもこもこ」は、とてもシンプルで
最初どんな谷川マジックが隠れているのか想像もつかなかった。
絵も、画家の方が描いているので
「小難しく、何かが隠された本」なのかなぁ()と思っていた。
届いた時には興味を示さなかったさんちゃん。
それが1歳過ぎた頃から
何故かこの本ばかり「読んで」と差し出すように…
しかも、写真を見て気づくだろうか。
なぜかさんちゃんは、ページをめくった後に
一度ぎゅっと左ページの右寄りを握るのだ。
指差す絵本はあれど
握る本は今のところ他には無い。
彼も、不思議だ~不思議だ~と言う。
表紙もめくりたがるようになったし(仕掛けがあるので)
飽きもせず毎日この本を差し出してくる。
私なんか駄目ね、
「これはどういう意味なんだろう」とか考えちゃうから。
さんちゃんみたいに純粋に絵本を見るってことを、
しばらく忘れていた。
少し大きくなったら
この本のどんなところが好きか、聞けたりするんだろうか?