朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

今年の秋の旅行は「富士山を見に行こう」と思い立ちました。

2016年11月23日 | 日常

 

私は、毎年秋に家内と3泊程度の旅行をしています。

例年、11月下旬に京都に行くことが多かったのですが、去年からは京都だけでは物足らず他の地を選択し始めました。

そして昨年は埼玉の平林寺と川越に孫達と一緒に行きました。

 

今年は、あれこれ迷った挙句、富士山を見に行こうと思い立ちました。

勿論、孫達に会う日も予定に入れています。

 

実はこの歳になるまで富士山の風景をまだ見た事が無いのです。

東京に行くときは何時もジェットで、空からの富士山は何度か見ることが出来ましたが、地上からの雄大な富士の風景を

一度は見てみたいと思ったのです。

 

行程は3泊4日にして、1日目は東京の美術館を数箇所巡り、二日目と三日目は富士山の見える観光地に行って、

温泉プラス紅葉狩りが出来て、4日目は埼玉に住んでいる孫の顔を見に行くという旅行です。

 

事前に綿密な計画をして、乗り物の指定券からホテルの予約まで全部済ませ、乗り物の時刻までキッチリと計画しました。

計画書が出来上がった時、完璧だと思ったのですが、チラリと『予想外の事が起きて歯車が狂いだしたらどうしよう』と

いう思いが頭をよぎったのですが・・・。

 

期待に満ちた思いを乗せて、阿蘇熊本空港から飛び立ちました。

 

昼には、東京の千代田線の乃木坂駅の新国立美術館にいました。

この日は、日展とダリ展が開催されていて、特にダリ展は長蛇の列で1時間以上の待ち時間とかで、

諦めて日展を鑑賞しました。

日展の絵は画面が大きいので見るのはかなり疲れましたが、印象に残る絵が沢山ありました。

 

写真は、新国立美術館入り口。

 

入り口を入ると、ガラス張りの広い空間となっています。

 

外は植栽の木の紅葉がちょうど見頃でした

 

次いで、国立新美術館のある乃木坂から歩いて10分足らずの青山にある根津美術館に行きました。

 敷地に入って直ぐのこのエントランスは写真などで見覚えがあります。

 

 根津美術館は、東武鉄道の社長であった根津嘉一郎が武家屋敷を取得して数年がかりで造園した私邸跡で、

現在も広大な日本庭園があり、屋敷跡は収集品を展示する美術館となっているのだそうです。

収集品は主に日本・東洋の古美術で、その高い質と幅の広さに特色があるという説明でした。

 

今回は「円山応挙展」が開催されていました。

 

 

円山応挙展は、とても描写が繊細且つ色が深く、情感がよく表現されていて、すばらしい展示でした。

 

 庭園は高低差を利用した庭の木々と池、所々に配置されている灯篭、茶室など、大変趣のある庭でした。

 

 

 宿泊地の新宿に戻りました。

この駅はとても分かりづらい駅で、ホテルに行く道を探すのに苦労しました。

 

今日の宿泊するホテルは、新宿サザンテラス奥の『小田急センチュリーサザンタワー』です。

36階建ての超高層ビルで、室内は街中にありながら静かで落ち着いた雰囲気でした。

サザンテラスでは木々のイルミネーションが綺麗で、若いカップルで混んでいました。

 

食事はこの後、妹夫婦からのご招待があり、近くのレストランで積もる話をしながら美味しく戴きました。

 

 

 

 

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