日々のこと

片付けのこと、好きなこと、好きなもの、すこしずつ、すこしずつ書きとめていきます。

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アンヌ・ヴィアゼムスキーの『少女』

2016-10-25 | フランス

○『少女』アンヌ・ヴィアゼムスキー、國分俊広 訳、白水社

 

アンヌ・ヴィアゼムスキーってゴダールの映画に出ていた人だよね?

ということでこの本が気になったので図書館で借りた。

(以前だったら買っていたけど、そこは我慢した。)

『バルタザールどこへ行く』というロベール・ブレッソン監督作品の

撮影を通して経験したであろう出来事を小説という形で書き綴ってある。

これが面白いのなんの。

小説ということなので

どこまでが本当でどこまでがフィクションかはっきりとはわからないけれど

(全部フィクションかもしれない、小説だから)、 

全部本当の事だったんじゃないかと思えるほど

明快に書かれていてます。

 

実在の人物名がわんさか出てくるので、

あの人ってそうなんだ、いやいやそれはギリギリダメでしょ、

となど色々ツッコミを入れつつ最後まで楽しく読めました。

 

父親がフランスに亡命したロシア貴族で、

ノーベル賞作家のフランソワ・モーリヤックの娘が母親で、

幼馴染がガリマール出版社(フランス人なら誰もが目にしたことがあるだろう無駄のない美しい装丁でお馴染み)の創業者のお孫さんで、

二十歳ごろにジャン=リュック・ゴダールと結婚して、

と実際のアンヌ・ヴィアゼムスキーには

色々と普通じゃない感が漂っているけれど、

その実、本人はいたって普通の十代の女の子だったかもしれないな、

と思える描写があって(フィクションかもしれないけれど)、

微笑ましいと感じながら読み進めることができました。

彼女のお母さんもナイスキャラクターで登場してくれます。

 

フランス語の勉強も兼ねて原書も読みたいな、と思わせてくれました。

そういえば最近、外国語の面白い勉強法を教えてもらったんですが、

彼女の表現を借りるならば、"それはまた別の話…"。

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