あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

成人年齢の引き下げ議論スタート

2012年02月10日 00時04分39秒 | 政治(野田政権)
 成人した日本国民の三大義務といえば、勤労・納税・教育の3つだ。
 教育については、自分ではなく、自分の子供に義務教育を受けさせる義務だと解釈している。(枕詞)

 さて。

【読売】成人年齢の18歳へ引き下げ、今国会で議論へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120209-OYT1T00969.htm

 地味なニュースなんだが、今国会でこんな事が議論されようとしている。
 積極的な反対者は少なそうだし、確かにメリット・デメリットがあるものの、俺は別に成立しても構わないと思っている。
 元々、安倍総理の頃に成立した、憲法改正を可能にする国民投票法の準備にあたる法律で、同法には「選挙権を18歳に引き下げる等、法制上の措置を講じること」という附則がある。散々民主党が反対し、何度も頓挫しかけたシロモノであったが、これをテーブルに乗せてくるあたり、民主党も随分の保守化したのかなと思う。死刑囚みたいに棚晒しにしないだけマシなのかもしれない。

 一応、デメリットとしては。

・成人すれば納税の義務により年金等を納めなかければならない
・18歳はまだ精神的に未成熟で学生も多い。洗脳を仕掛ける先生達に朗報

 この2点ぐらいかなぁ。
 一方メリットとしては。

・少年法改正で少年犯罪を厳罰化可能
・投票人口が増加
・婚姻に親の同意が必要なくなる

 とまあこんなところか。
 話がすんなりと進んでいるところを見ると、やはり悲願の増税へ向けた税収アップを目論んでいるんだろうなぁと思う。上記デメリットは、俺らにとっては致命的デメリットでも、納税の義務を若齢化するなら税収が増えるわけで、政府にとってはメリットと言えるだろうし、有力支援団体の日教組をバックに持つ民主党にしてみれば、まだ洗脳が通じる学生を選挙戦のターゲットにする事もでき、これまたメリットと言えるわけだ。

 ま、俺は民主党の連中にそんな思惑があったとしても、この「成人年齢18歳議論」ってのは有意義だと思うけどね。
 洗脳しやすい、与し易い学生が選挙権を持つのが怖い?今の若者を舐めるなよ。団塊世代のジイさん共より余程政治に興味がアリアリだぞ。そして、今の若者の貧乏さもナメるなよ。長引くデフレ経済のおかげで、支出を増やす体力がみんな絶無。「成人年齢18歳」を定義する事がどれだけ面倒か、もうすぐ民主党の連中は理解する事になるであろう。今19歳の奴はどーすんのよ。モラル低い酒飲みも増えるし、きっと結論は出ないぞ?普通の時でもな。

 TPPといい、消費税の問題といい、復興事業といい、何一つマトモに運用できてないくせに、複雑すぎる成人年齢引き下げ問題に手をつけるたあ、いい度胸やね。

 無駄にならないといいね。


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