【産経】首相がTPP交渉参加を正式表明
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130315/plc13031518070012-n1.htm
…ある程度、既定路線だったとは言え、安倍総理が直接、記者会見にてTPP正式参加を表明する姿は見たくはなかった。
まさか、民主党ではなく、安倍政権になってから、安倍晋三氏自身から敗北感をプレゼントされるとはなぁ。自民党が昔から掲げるTPP参加要件6箇条を見れば、TPP参加は絶対にあり得ないとすら、思っていたよ。
正直、TPPってのは参加すると、日本は単なるカモネギであろう。
で、自民党のTPP参加判断基準ってのは…ああ、以下のコレな。
…これが全て保障されて初めて、ウィンウィンの関係に持っていける。要するに最低条件なのである。
TPP先行参加国達は、日本がそれを要求してくるのは百も承知で、当然ながらそんな条件を許さないという保険を打っているのである。それがこれ。
交渉を打ち切る「終結権」すらなく、「念書」すら交わしているのである。
メキシコとカナダは、何故こんな不利な条件を受け入れたと思う?
TPP参加で一番美味しい国とは、巨大市場から需要をぶんどれる立場にある国だからだ。TPP参加国の需要の8割は、日米2カ国が占めている。さらに、自国通貨が日米より安ければ、原則的に関税なしで商売ができる。メリットの方が大きい故なのだ。
日本は、ぶんどられる側なのだ。こんなアホな話はない。
日本さえ、TPPに参加しなければ、TPP自体なくなる可能性があったぐらいだ。「TPPに早く参加しなければ、バスに乗り遅れる!」とマスコミが叫び続けているのに、何年立ってもバスが発車せず、とうとう今の今までバスが日本を待っていたのは何故なのか。少し考えればアホでも判る。
これでは、安倍総理はアホだという事になってしまう。
TPPに参加すれば、高い日本円より低い価値の通貨を持つ国から膨大な量の商品が流れこみ、日本人が供給を提供して所得を得る予定であった需要が食われまくる。つまりは効果絶大なインフレ政策なのである。
しかも、問題は関税自主権の放棄だけではない。日本用にローカライズしないと勝ち目のない部分でも、外国企業が日本国内で日本企業と対等に渡り合う為に、様々な規制緩和が図られざるをえない。所謂「非関税障壁の撤廃」という奴だ。騒がれていた、軽自動車規格の撤廃とかがそうだ。アメリカにノウハウのない軽自動車なんぞ作らせてもらえなくなる可能性もある。日本語だって非関税障壁だ。英語がしゃべれる事が前提になったりするかもしれない。
とりあえず、TPPは国際条約という形になるので、当然日本国憲法よりも上位に位置するものとなる。なので、まずTPPが国内で正式に施行されるには、「批准」という、国内での承認が必要になると思われる。
もはや、批准されない事を祈るしかないのだろうか…。
TPPについては、反対派が多数派と言われているが、自民党が首相に一任するという事で既に意見集約が終了している。今後、TPP賛成派は一枚岩で多数派なのである。
これは憂鬱だ。先が見えないだけに、ものすごい不安感がある。
日本を、どうしようってんだ。
TPP亡国論 (集英社新書)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130315/plc13031518070012-n1.htm
…ある程度、既定路線だったとは言え、安倍総理が直接、記者会見にてTPP正式参加を表明する姿は見たくはなかった。
まさか、民主党ではなく、安倍政権になってから、安倍晋三氏自身から敗北感をプレゼントされるとはなぁ。自民党が昔から掲げるTPP参加要件6箇条を見れば、TPP参加は絶対にあり得ないとすら、思っていたよ。
正直、TPPってのは参加すると、日本は単なるカモネギであろう。
で、自民党のTPP参加判断基準ってのは…ああ、以下のコレな。
【自民党】TPP交渉参加の判断基準
http://www.jimin.jp/activity/colum/116025.html
1.政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2.自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
3.国民皆保険制度を守る。
4.食の安全安心の基準を守る。
5.国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
http://www.jimin.jp/activity/colum/116025.html
1.政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2.自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
3.国民皆保険制度を守る。
4.食の安全安心の基準を守る。
5.国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
…これが全て保障されて初めて、ウィンウィンの関係に持っていける。要するに最低条件なのである。
TPP先行参加国達は、日本がそれを要求してくるのは百も承知で、当然ながらそんな条件を許さないという保険を打っているのである。それがこれ。
【東京】極秘条件 6月には把握 TPP 政府公表せず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013030802000116.html
TPPをめぐっては、九カ国は二〇一〇年までに交渉入り。九カ国は、一一年十一月に参加の意向を表明したカナダとメキシコ両国に対し、すでに合意した条文は後発の参加国は原則として受け入れ、交渉を打ち切る終結権もなく、再協議も要求できないなどの不利な条件を提示。両国は受け入れ、念書(レター)も交わしたが、極秘扱いにしている。
当時の野田政権は、この事実をカナダとメキシコの参加意向表明後に把握。著しく不利なため、両国政府に水面下で「こんな条件を受け入れるのか」と問い合わせたが、両国は受け入れを決めた。両国の交渉参加が決まったのは昨年六月、実際の参加は同十月で、野田政権は昨年六月までには念書の存在を把握していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013030802000116.html
TPPをめぐっては、九カ国は二〇一〇年までに交渉入り。九カ国は、一一年十一月に参加の意向を表明したカナダとメキシコ両国に対し、すでに合意した条文は後発の参加国は原則として受け入れ、交渉を打ち切る終結権もなく、再協議も要求できないなどの不利な条件を提示。両国は受け入れ、念書(レター)も交わしたが、極秘扱いにしている。
当時の野田政権は、この事実をカナダとメキシコの参加意向表明後に把握。著しく不利なため、両国政府に水面下で「こんな条件を受け入れるのか」と問い合わせたが、両国は受け入れを決めた。両国の交渉参加が決まったのは昨年六月、実際の参加は同十月で、野田政権は昨年六月までには念書の存在を把握していた。
交渉を打ち切る「終結権」すらなく、「念書」すら交わしているのである。
メキシコとカナダは、何故こんな不利な条件を受け入れたと思う?
TPP参加で一番美味しい国とは、巨大市場から需要をぶんどれる立場にある国だからだ。TPP参加国の需要の8割は、日米2カ国が占めている。さらに、自国通貨が日米より安ければ、原則的に関税なしで商売ができる。メリットの方が大きい故なのだ。
日本は、ぶんどられる側なのだ。こんなアホな話はない。
日本さえ、TPPに参加しなければ、TPP自体なくなる可能性があったぐらいだ。「TPPに早く参加しなければ、バスに乗り遅れる!」とマスコミが叫び続けているのに、何年立ってもバスが発車せず、とうとう今の今までバスが日本を待っていたのは何故なのか。少し考えればアホでも判る。
これでは、安倍総理はアホだという事になってしまう。
TPPに参加すれば、高い日本円より低い価値の通貨を持つ国から膨大な量の商品が流れこみ、日本人が供給を提供して所得を得る予定であった需要が食われまくる。つまりは効果絶大なインフレ政策なのである。
しかも、問題は関税自主権の放棄だけではない。日本用にローカライズしないと勝ち目のない部分でも、外国企業が日本国内で日本企業と対等に渡り合う為に、様々な規制緩和が図られざるをえない。所謂「非関税障壁の撤廃」という奴だ。騒がれていた、軽自動車規格の撤廃とかがそうだ。アメリカにノウハウのない軽自動車なんぞ作らせてもらえなくなる可能性もある。日本語だって非関税障壁だ。英語がしゃべれる事が前提になったりするかもしれない。
とりあえず、TPPは国際条約という形になるので、当然日本国憲法よりも上位に位置するものとなる。なので、まずTPPが国内で正式に施行されるには、「批准」という、国内での承認が必要になると思われる。
もはや、批准されない事を祈るしかないのだろうか…。
TPPについては、反対派が多数派と言われているが、自民党が首相に一任するという事で既に意見集約が終了している。今後、TPP賛成派は一枚岩で多数派なのである。
これは憂鬱だ。先が見えないだけに、ものすごい不安感がある。
日本を、どうしようってんだ。
TPP亡国論 (集英社新書)
国民に嘘をついてまで政権をとると
好き勝手が出来る!ということですね
国民の意見など聞く耳持たん!ってのが
戦後65年政権にいた自民党でしたが
安倍自民党は何も変わっていない!
野田政権も酷かったがまたもや酷い!
国民は何度騙されたら目が覚めるのか?
でも今度のTPP参加は日本壊滅ですんで
日本人にはもう何も出来ない!
アメリカ資本に食いつぶされるだけ!
残念!
だと相当、狡猾な行動をとられる政治家です
安倍総理の本心がどこにあるのかを早急に断定するのは
間違いだと思います
ここはじっと堪えて、これから出てくるであろう情報を
分析していくべきです
TPPだけ交渉しないわけには
いかないと思う。全部駄目といえる
政治家はまず現れない。
とりあえず安倍さんを信じましょう。
この方の見方が正しいとは私も断言できません(正直、不安になることもあります)
が、一度みてもらえれば幸いです
安倍総理とTPPについて私の考え 前篇後篇
http://ameblo.jp/sun-rise2652/entry11487093014.html
http://ameblo.jp/sun-rise2652/entry11487123514.html
http://ameblo.jp/sun-rise2652/entry-11487093014.html
http://ameblo.jp/sun-rise2652/entry-11487123514.html
そんなことも見抜けない、●●なネトウヨの皆様方・・・
このブログは、中道でしたっけ(爆笑)
ネトウヨの皆様方も、偏狭な愛国心からはご卒業なさった方が良いのでは。強気を助け、弱きを挫く態度がもろ見えでみっともないですからね。
民放で打ち切られ質疑応答に入る前までの間に語られた部分では6項目の総意を軸に国民を裏切らない事を重ねて強調してたのが印象に残ってます。
どんな形であれ反対の声を上げてくれと取るのはお花畑かもしれないけど、「決まっちゃった…安倍め!」って思考停止する時間でもまだ無い気はします。
小泉VS森の干からびたチーズ云々の偽装喧嘩、福田総理辞任の経緯なんかも振り返っての雑感。
このまま国民切り捨てて参加に邁進という可能性を考えたところで、やるべき事はあまり変わらないと思うのです。
TPP交渉の現状をみると、国営企業や薬価などアメリカが重要視している分野で、各国の反対に遭い、アメリカは孤立している。2国間ではアメリカにやられても、仲間を見つけられる多国間の交渉では、アメリカに対抗できる。ベトナムのような途上国でさえ、アメリカと対等に渡り合っている。強いアメリカに弱い日本は食いつぶされるという主張を多くの人が信じた。
http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/20130308_1754.html
TPPが駄目なら日中韓FTAで東アジア共同体ですね。
安全保障面から見れば、TPPは対中包囲網であり、本来、親中反日を旨とする米国民主党政権から日本へ垂らされた一本の蜘蛛の糸であると思います。中国はヤルタ協定や国連憲章の敵国条項まで持ち出して対米工作を行っています。日本国民はこのことの深刻さをもっと認識すべきです。
また、貴ブログでも再三言及されているように、反日勢力は第一次安倍内閣と同様、保守勢力の分断工作を行って来ましたが、彼らは今や絶好のネタを手に入れました。もし、反TPP工作を煽ることに成功すれば、安倍首相の力を削ぐと共に、日米関係に楔を打つこともでき、彼らにとって一挙両得なわけです。
今、安倍首相を非難するのはハルピン駅で伊藤公を狙撃するようなものだと思いますよ。
憲法改正やスパイ防止法などのような大仕事が本当にできるのかどうか不安になってしまいますね…。
そのあたりは参院選を理由に手付かずみたいな感じですので
不安ながらも参院選までは信じますが。
さて、本当に参院選後にできるのか、それともやはりただの
やらない言い訳で結局はだめだった、になるのか。
あとは神のみぞ知る、ですね。