あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

崩れつつある日中韓のウィンウィン

2017年01月23日 23時39分56秒 | 政治(安倍政権)
 日中のウィンウィンの関係が崩れかけている。

【産経】中国「経済規模2位だけど発展途上国」 日本の特恵関税継続を〝懇願〟 トランプ大統領の影響も
http://www.sankei.com/premium/news/170123/prm1701230005-n1.html

 別に目新しい記事ではない。

何かにつけて「大国」を主張する中国だが、“メンツ”をかなぐり捨て、中国はまだまだ特恵関税の措置による支援が必要な国との訴えを繰り返したのだ。インターネット上では、「中国は『大国』と『発展途上国』を場面に応じて使い分けている」といった指摘が上がっている。

 これまでだって中国は同じ主張を繰り返している。
 そうであるがゆえに、ネット上では「中国は『大国』と『発展途上国』を場面に応じて使い分けている」なんていう指摘があがるのである。

 しかし、この主張がネットを出て、マスコミの口に、特に新聞の口に上ることも、日本が具体的に今回のように、中国の為にならない事をする事も、ほとんどなかったように思う。

 それが、よりによって日本を苦しめている張本人の一人である、日本の財務相が、このような、これまではあり得なかった「当たり前の」方針を打ち出しているのだ。

財務省は中国の輸出競争力が高まったとして、発展途上国支援のために輸入関税を低くする「特恵関税」の対象国から中国を除外すると表明。

 韓国の慰安婦像の問題もそうだけど、なぜ今になって日本政府は、俺ら2ch東亜板の悲願であった、福沢諭吉先生の脱亜論的な動きをしているのだろう。
 まあ、韓国については日本人の国民感情の面もあるだろうけど。俺は中国については、韓国の方の脱亜論とは別マターだと思うのである。

 中国への経済支援がこれまで過剰であったのは、俺は外道日本企業経営陣の意向であったと思っている。
 彼らは、積極的に中国へと自社工場を建設したり、安く、優秀な人材を引き入れたりと、中国とはウィンウィンの関係であった。

 ところが蓋を開けてみると、中国人は結局安かろう悪かろうが基本であり、優秀な人材が皆無とは言わないものの、日本人の方が結局優秀であり、中国進出した企業は大半、中国の厳しい競争環境で痛い目をみて、そんなに美味しい相手ではなかった事に気がついたのだ。

 そして近年、脱中国が続くと…。手痛い失敗をして中国から撤退した企業からすると、中国国内で現在でも生き残り、成功した連中に対し妬みのような感情を持つものも少なくなかったのではなかろうか。

 こうなってくると、中国でのビジネスの旨みを削ぎたいと考える外道日本企業経営陣が増えてきてもおかしくはない。

 かくて、以前はあった中国進出熱はすっかり冷めてしまい、中国を優遇する必要性を政府にふきこむ奴らも皆無になって…。

 日本政府としては、ようやく誰にも文句を言われずに、中国外しをやれる段階に達したという事なのではないかと思う。

 まあ、いずれこんな日がくるんじゃないかと思ってたんだけどな。
 慰安婦像の問題の時、俺は安倍政権があんなに強硬な姿勢をとるとは思わなかっただけに、驚いたんだけど。
 この中国の特恵関税対象外しにも驚いた。「やっとか」とも思ったが、「ずいぶん早かった」とも思う。

 これは、まあ安倍総理が総理だから出てこれた話なんだろうなぁ。
 中国と、日本の企業家は、日本国内では数少ないウィンウィンの関係だったのかもしれないけれど。

 いまや、日本国内のあらゆる人、モノが、中国や韓国と、ウィンウィンの関係でなくなってきているのかもしれない。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!

「トランプ大統領」から始まる中国大乱