タイキジュリエットの12

牡馬にも出資したいとなると、なかなか好みを満たす馬がいない。
その中では、ジャングルポケット産駒で関西入厩予定ということで、タイキジュリエットの12の検討をしない訳にはいかない。

母タイキジュリエットは５勝馬。芝1600ｍの市川Ｓなどを勝っている。勝ち距離は1200～1600ｍ。
その配合の累代はCrafty Prospector×Danzig×Stop the Musicだから、米国のスピード血脈を重ねている。

その本質はパワースピードなんだろう。
全兄のタイキウルフはＯＰ２勝、クリスタルＣ２着。1200、1400ｍという馬。

そういう母に欧州血脈のジャングルポケットだから、バランスを取ろうとした配合ではある。
けれども、父と母の良いとこ取りはなかなか出来なくて、中途半端になる危険性の方が高い。

母の産駒を見てみると、中央デビューも未勝利というケースが非常に多い。
パワーが主体になって、スピードが伝わらない印象。

タイキジュリエットの12の馬体を見ると、ジャンポケ産駒としては線の細さが無くて立派。確実にパワーが伝わっていそう。
首は太くて短い。距離は持たないだろうなぁ。スピードが伝わっていないと苦しい。

Witching Tempo(Danzig)
・・タイキウルフ(牡 Crafty Prospector)
・・タイキジュリエット(牝 Crafty Prospector)
・・・・12(牡 ジャングルポケット)