タイキジュリエットの12(その２)

出資を検討しているタイキジュリエットの12だが、その配合の累代はジャングルポケット×Crafty Prospector×Danzig×Stop the Music。

ジャンポケにCrafty ProspectorとDanzigで、簡単にスピード増し増しできるならば、それはそれで良いのだが・・・。

ジャンポケ×Crafty Prospectorで思い浮かぶ産駒は、バトルバニヤンだ！

バトルバニヤンは、ＯＰを勝ち、ＧIII２着があった馬。
小回り・平坦が得意で、息の長い活躍をした。ベストは芝1800ｍだったと思う。

バトルバニヤンの配合の累代は、ジャンポケ×Crafty Prospector×Secretariat×Buckpasser。
SecretariatはBold Ruler×Princequillo。

バトルバニヤンの母の配合は、Crafty ProspectorとBold Rulerのスピードを、PrincequilloとBuckpasserがサポートしている。
サポート血脈が入っているから、スピードだけに成らずにスケールを確保できたのだろう。

一方、タイキジュリエットは、Stop the MusicのところにTom Foolは入るのだが、サポートが足りない印象だ。
こうなるとスケールダウンの可能性が大きくなる。

タイキジュリエットの産駒で中央で勝利しているのは、2008年産のカインバティック(セン シンボリクリスエス)のみ。
シンボリクリスエスにはPrincequilloやTom Foolが入っていて、米国スピード血脈を下支えしたとするのは考え過ぎかな？