ナショナル クーガ115を落札しました。
グーガは1970年代 ソニーのスカイセンサーと競って販売されたラジオである。
1975年発売のクーガ115(RF-1150 定価 26,900円)はスカイセンサ5800(ICF-5800 1973年発売:定価20,800円)を意識して開発されたと思われる。
今回落札した物
落札前の商品説明
状態は、FM/MW/SW1は受信しました。
ただ、かなりボリュームを大きくしないと音が出ません。
バンドセレクターもかなり接触が悪いようです。
BFOのレバーがグラグラと動いて固定されません。
後日商品を受け取る
外観は結構きれい。ただ、タバコらしきヤニ多く付いていた。(アルコールで除去)
FM/MW/SW1は受信しました。との事だが・・・
FM,MWは受信するがSW1(1.6~3.9MHz)、SW2(3.9~12MHz)は受信できない(バンド内に周波数のダイヤルをまわしても選局できない=まったく別の周波数を受信しているようだ。)。 SW3(12~30MHz)は受信できる。
ボリュームを大きくしないと音が出ません。との事だか・・・
低周波アンプかなと思ったが、イヤホンジャックに接触不良あり。
バンドセレクターもかなり接触が悪いようです。との事だあるが
蓋を開けて確認する。
BFOのレバーがグラグラと動いて固定されません。とあるが
スイッチを取り付けている、樹脂が割れていた。 ラジオのケース内から一部の残骸あり。
この場所に取り付ける事が出来ないので、別の場所に取り付けることとする。
バーアンテナから何か外れて様な音がする。にょっとしてアンテナが壊れている?
硬化した何かがあったが、アンテナ自体には問題がないようで安心した。
SW1、SW2は受信
ネットで情報を探したが、回路図、ブロックが全く無い状態。多くの愛好者の方が書かれている情報だけを頼りに・・・・
Tr-13 2SC1359を取り外し
2CS1815-GRを取り付ける
SW1,SW2は受信できるようになった。
SW1,SW2は受信できるようになった。
調整
図面が無いので、仕方なく適当にあたることにした。
BFOのスイッチ
NSB受信用(クリスタル)の入力用のジャックを外して
開いたスペースにスイッチを入れました。
このラジオは スカイセンサーにくらべて、基板が取り外し容易である。
まだ、完璧ではありませんが、今回はここまで