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鹿児島県議会の政務活動費。トルコ視察報告書、4人がほぼ同じ 政活費調査

2016年10月31日 | 県・市会議員の政務調査費・海外視察の返還
鹿児島県議会の政務活動費。トルコ視察報告書、4人がほぼ同じ 政活費調査

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鹿児島)トルコ視察報告書、4人がほぼ同じ 政活費調査

小池寛木

朝日新聞   2015年3月17日13時24分
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 地方議員の政策立案を支えるため支給されている「政務活動費」(政活費)。県議会では2013年度から、宿泊費の領収書や海外視察の報告書の提出を義務づけた新たな指針が導入された。使途の透明性を確保するための改訂だが、何を公金を充てるべき「政務」とするのか、明確な線引きは難しく、運用は手探りだ。

政務活動費特集ページ

 県議会では2013年度、計51議員に計1億8221万円の政務活動費が支給された(14年4月30日時点)。

 県議会の政活費は地方自治法の改正に伴って13年4月、かつての「政務調査費」から今の名称になった。13年度分は、新制度になって初年度にあたる。

 鹿児島では会派ごとに所属議員数を乗じた額が支給され、交付額は旧制度と同じ1人あたり月額30万円。使途は、議会活動の広報誌などに充てる「広聴広報費」、省庁への陳情などに充てる「要請陳情等活動費」にも拡大された。

 会派別で最も多かったのは自民36人(当時)の1億2784万円。県民連合7人(2520万円)、公明3人(1080万円)、共産1人(395万円)が続いた。

 政活費への移行に併せ、県議会は精算方法や使途について新たな運用指針を設けた。「可能な限り実費精算」とすることが基本的な考え方。宿泊費は定額支給から実費支給に改め、これまで必要なかった領収書の提出も義務づけられた。

 一方、定額支給が維持された費目もある。例えば、移動経費。領収書での精算も可能だが、行く先が選挙区内の場合は1日2400円、選挙区外は5400円を、領収書なしで受け取ることもできる。移動経費の定額支給を続ける都道府県議会は、ほかに三重など3県だけだ。

 会派ごとの収支報告書は、県議会のホームページで公開。政活費につく報告書や領収書は県議会事務局総務課で閲覧できる。

■トルコ報告書 4人ほぼ同じ

 政活費は使途別に九つに分類される。「人件費」と並んで多いのが、視察や移動費などに充てる「調査研究費」だ。全体の約28%を占める計5068万円。自民は3316万円、県民連合は972万円、公明は534万円、共産は27万円を費やした。

 新たな運用指針では、調査研究費の使い方の透明化もはかられた。海外視察をする場合、「調査報告書」の提出を新たに義務づけ。目的を「県の事務(県政)」に関わる調査に限り、それを踏まえて日程や調査先を選ぶよう明記された。

 13年度は、中国や韓国などへの海外視察に調査研究費が充てられた。1人あたりの支出が高額だった視察の一つが、県議5人のトルコ視察だ。14年1月20~25日の6日間で、航空券代や宿泊費など約32万円が各県議に支給された。

 5人は薩摩・大隅両半島を結ぶ新たな交通ルート構築をめざす「錦江湾横断道路建設促進議員連盟」のメンバー。アジアと欧州を結ぶボスポラス海峡の海底トンネル視察が主目的だ。

 帰国後、提出した調査報告書は、5人のうち4人がほぼ同じ記述だった。計4~5ページのうち、日程や目的、調査内容を記した3ページ分の記述はすべて同内容で、4ページ以降の総括部分の記述のみが異なっていた。

 4人のうち議連会長の県議は「全ページ自分で書いた」と説明。内容が一緒だったほかの県議たちは「なぜ一緒の記述になったか、覚えていない」「視察先は同じで、総括で各自の見解を示しているのだから問題はない」などと述べた。

 一行はトルコ滞在中、奇岩群が連なる世界遺産のカッパドキアも訪れたが、その旅程には政活費を充てなかった。議連会長の県議は「世界遺産の先進地の観光のあり方を知る目的があった。錦江湾横断道路の議連なのに『公費で関係のない観光をしている』と県民に誤解されないよう配慮した」と説明した。

 指針では、県政とどんな関連があれば海外視察として適当なのか、具体的な事例や線引きは示していない。報告書のあり方についての取り決めもない。

 議会事務局は、提出された政活費の報告書の体裁はチェックする。だが、事務局で細かく視察内容の妥当性を判断することは想定していない、という。

 佐賀大学の畑山敏夫教授(政治学)は「公費を充てた視察の成果を県民に還元するという意識が、県議にはまだ不十分だ。報告書のホームページ公開や報告会開催を義務づけるなど、制度面から議員を律する仕組みづくりを進めてはどうか。そうすれば、県民に見られているという緊張感が生まれるはずだ」と話す。(小池寛木)


■県議5人のトルコ視察(2014年1月)

20日 鹿児島→イスタンブール

21日 ボスポラス海峡の横断トンネルを視察

22日 イスタンブール→カッパドキア

   世界自然遺産を視察(※政活費外で対応)

23日 カッパドキア→イスタンブール

24日 日本総領事館表敬訪問、同海峡横断橋を視察

25日 イスタンブール→鹿児島

  9節。資料出典。
別の記事『インターネット版のニュース記事を、記憶容量が最小のファイルに保存・整理』(2010年2

月19日)
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