MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

いま福寿草が真っ盛り

2013年02月18日 | Weblog
これは、金鳳花(きんぽうげ)科、フクジュソウ属の福寿草(ふくじゅそう)ある。この福寿草は、知人の庭先に咲いた花であるが、いま丁度、真っ盛りというところ。この福寿草は、盛りを過ぎると、まもなく葉っぱがおい茂って終わりを迎えるのである。この福寿草も、あと数日で見納めになってしまうかも知れない。

新しい機種にとまどっている人がいるのである。
それは、長いこと付き合っていたブロガーが、パソコンが壊れたということで新しくタブレットだかスマホを購入したということである。それ以来、入力が難しいと言ったきり、小生のプログにコメントを寄せて来なくなってしまったのである。新しい物は、好い物には違いないが、勝手が違って、色々と難儀しているようである。




福寿草(ふくじゅそう)・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名  Adonis amurensis
   Adonis : フクジュソウ属
   amurensis : アムール川流域の
    (黒竜河:中国北東部)
 Adonis(アドニス)は、
 ギリシャ神話に登場する、
 イノシシの牙に突かれて
 死んでしまった青年の名前に由来。
 傷から出た、
 血のように赤い花にたとえた。
  (欧州産の本属のものは、
   黄色い花ではなく
   赤い花らしい)。
 
・開花時期は、 2/ 1 ~ 3/15頃。
・黄色の、きれいな色の花。

・お正月に花屋さんで
 売られているものは
 ハウス栽培されたもの。
 花芽は晩秋にできるので、
 その後約1ヶ月、
 寒さにあわせて室内に
 とりこんでおくと
 お正月頃に咲く。
 ふつうは咲き出すのは2月から。

・光や温度に非常に敏感で、
 昼間でも日がさえぎられると
 1~2分で花がしぼみ、
 再び日があたると
 いつの間にか花が開く。
 寒い時期に咲くので、
 花びらを開閉することで
 花の中の温度を
 下げないようにしているらしい。

・福寿草の花と
 南天の実とセットで
 「難を転じて福となす」
 という縁起物の
 飾り付けがされることがある。
 名前も、めでたい
 「福寿(幸福と長寿)」の
 草の意。
・根と茎は有毒。食べないように。
・花が終わる頃、
 人参(にんじん)の葉のような、
 こまかい葉が出てきて一面に広がる。

・たくさんの別名をもつ。
 「元日草」(がんじつそう)や
 「朔日草」(ついたちそう)
 など。
 旧暦の正月(2月)頃に
 咲き出すことから、
 新年を祝う花として、
 いろんなおめでたい良い名前が
 つけられたものと思われる。


・「朝日さす
  老師が家や 福寿草」   与謝蕪村

 「日のあたる
  窓の硝子や 福寿草」   永井荷風

 「水入りの
  水をやりけり 福寿草」  正岡子規

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:アネモネ   花言葉:信じて従う

  今日の一句:漣(さざなみ)の上に残れる氷かな   綾部仁喜

  (NHKラジオ深夜便から引用)

蝦蛄葉サボテン(しゃこばサボテン)

2013年02月17日 | Weblog
これは、サボテン科、ジゴカクタス属の蝦蛄葉サボテン(しゃこばサボテン)である。これは、我が家の鉢植えの蝦蛄葉サボテンであるが、寒さのためか貧弱な花しか咲かなかったのである。それは、我が家だけにとどまらない、友人の処の蝦蛄葉サボテンも同様である。何処か綺麗に咲いている蝦蛄葉サボテンがあれば、その写真でも此処に掲げたいと思ったが、それも叶わなかったのである。花屋さんに行けば立派な蝦蛄葉サボテンが有ると思うが、である。

蝦蛄葉サボテン・サボテン科。
・学名  Zygocactus truncatus
     (蝦蛄葉サボテン)
 (Schlumbergera属、
   との説もあり)
   Zygocactus : ジゴカクタス属
   truncatus : 切られた形の
 Zygocactus(ジゴカクタス)は、
 ギリシャ語の「zygos(対をなす)
  + cactus(サボテン)」が語源。
 ふしぶしに、対になった
 刺状突起があることから。

・開花時期は、11/10 ~ 翌 1/10頃。
・ブラジル原産。明治時代に渡来。
・茎は四方に垂れ下がる。
・花は茎先に段々に咲く。
 咲き始めが見事。
 色はピンクや赤。

・茎が、海老に似た「蝦蛄(しゃこ)」
 (寿司ネタで有名)に
 似ているところから命名された。
 また、ことわざで「蝦蛄で鯛を釣る」
 (少ない元手で大きな利を得ること)
 というのがある。

・別名 「クリスマスカクタス」
   クリスマスの頃に咲く
   サボテン、の意。

・デンマークで品種改良された
 「デンマークカクタス」も
 花屋さんでよく見かける。
 これも蝦蛄葉サボテンの一種。
 (というか、「蝦蛄葉サボテン」と
  「デンマークカクタス」は
  違いがなかなかわからない♪)

・「蟹葉(かにば)サボテン」というのも
 蝦蛄葉サボテンに似ているが、
 「蟹葉サボテン」は
 茎部分にはトゲトゲがなく、
 開花時期は2~3月頃で
 「蝦蛄葉」より遅いので両者区別できる。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ジンチョウゲ   花言葉:不滅

  今日の一句:沈丁の香をのせて風素直なる    嶋田一歩

  (NHKラジオ深夜便から引用)

道端の梅も咲いた

2013年02月16日 | Weblog
これは、薔薇(ばら)科、サクラ属の梅(うめ)の花である。
例年なら、一月三日頃、七福神詣でをするとき、途中で早咲きの紅梅をよく目にしたものである。今年は、寒かったためか、小生の散歩エリアの中で、咲いていたのは此の梅の花だけである。この梅は、何という種類か良く分からないが、実が熟する頃になると梅の実が道端に転がっているのである。したがって、この梅は、花を観賞するような梅ではなく、ごく普通の梅のようである。でも、梅雨時には、結構、沢山の梅の花が咲いてくれて、結構、楽しませて呉れるのである。


梅(うめ)・薔薇(ばら)科。
・学名  Prunus mume(梅)
  Prunus mume
    var. bungo(豊後梅)
   Prunus : サクラ属
   mume : ウメ(江戸時代の梅の呼び名=ムメ)
   bungo : ブンゴ(豊後)
 Prunus(プラナス)は、
 ラテン古名のplum(すもも)」が語源。
 
・開花時期は、 1/20 ~ 4/ 5頃。
 1月中旬頃から咲き出すもの、
 3月中旬頃から咲き出すものなど、さまざま。 
 また、桜とちがって、
 咲き方も散り方もゆっくり。

・木の花が
 ほとんど咲いていない冬に、
 「ついに梅が咲き出したか♪」
 という、うれしさのインパクトは大きい。

・漢名でもある「梅」の字音の
 「め」が変化して「うめ」になった。

・いろいろな園芸種がある。
・とてもよい香りの5弁花。
 「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」
 の”馥郁”とは、
 「とてもよい香り」の意味。
 (そういえばこの言葉って、
  梅の香りにしか  
  使われないような気がする♪)

・中国原産。
 奈良時代の遣隋使(けんずいし)
 または遣唐使(けんとうし)が
 中国から持ち帰ったらしい。
 「万葉集」の頃は白梅が、
 平安時代になると  
 紅梅がもてはやされた。
 万葉集では梅について
 百首以上が詠まれており、
 植物の中では「萩」に次いで多い。

・幹がゴツゴツしているのが特徴。
 花を見ただけでは
 桜などと区別がつきにくい。 

・実が梅干しとなる(白梅の場合)。
 梅雨の頃に収穫する(梅干し、おいしいです)。
 江戸時代には、
 各藩が非常食として梅干を
 作ることを奨励したため、
 梅林が全国で
 見られるようになった。
 ちなみに「梅雨(つゆ)」の名の由来は、
 梅の実がなる頃に
 雨が多いかららしい。

・梅の字は「母」の字を含むが、
 中国ではつわりのときに
 梅の実を食べる習慣があるらしい。

★「鶯宿梅(おうしゅくばい)」の故事
 ある時、宮殿の前の梅が枯れてしまった。
 そのときの天皇、村上天皇は
 これを残念に思い、
 かわりの木を探させていたが、
 ある屋敷で良い梅の木を見つけて
 それを勅命で宮殿に献上させた。
 そしてその木を植えてみたところ、
 屋敷の女主人の書いた歌が
 紙で結びつけてあり、
 「勅なれば いともかしこし
  鶯(うぐいす)の
  宿はと問(と)はば いかがこたえむ」とあった。  
 歌の心を知る天皇は、すぐにこの梅の木を
 元の屋敷に返したという。(ほのぼのとしたお話です)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:アキタブキ   花言葉:包容力

  今日の一句:下萌ゆと思ひそめたる一日かな         松本たかし

  (NHKラジオ深夜便から引用)
  


ノースポール(北極)

2013年02月15日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キク属のノースポールという花である。このノースポールは、最初見たとき、マーガレットかと思ったほど似た花だった。しかし、これは、さにあらず、れっきとしたノースポールという花だったのである。ノースポールは径3cmほど、中心が黄色の白い小ギクで、花期が長く育てやすい人気の一年草だということである。この花は、比較的寒さに強く、関東地方以西の平地では秋にタネをまけば、防寒しなくても冬越しでき、冬から初夏まで花を楽しむことができるそうである。このノースポールは、知人のところの花であるが、寒さに強いのを良く探して来たものである。

ノースポール(北極)・菊(きく)科。
・学名  Chrysanthemum paludosum
   Chrysanthemum : キク属
   paludosum : 沼地生の(他に、
  Leucanthemum paludosum
    cv. North Poleとの説もある。
   (レウカンセマム属))

 Chrysanthemum(クリサンセマム)は、
 ギリシャ語の 「chrysos(黄金色)
  + anthemon(花)」が語源。
 
・開花時期は、12/20 ~ 翌 6/15頃。
・原産地はアフリカ北部
 アルジェリアあたり。
 日本には1960年代頃に
 伝えられた、新しい花。
 地中海沿岸に広く分布している。

・花つきがよく、
 株全体をおおうほどに白く
 咲くところから
 「北極」のイメージが連想され、
 そこから
 「ノースポール(北極)」の名に。

・マーガレットよりちょっと小型。
・道端の花壇によく植えられる。

・別名 「クリサンセマム・ノースポール」
 「クリサンセマム・パルドーサム

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:レンテンローズ   花言葉:熱情

  今日の一句:淡雪やかりそめにさす女傘     日野草城

  (NHKラジオ深夜便から引用)

オキザリス

2013年02月14日 | Weblog
これは、酢漿草(かたばみ)科、カタバミ属のオキザリスという花である。この写真のオキザリスという花は、最近、比較的大きな花が見掛ける機会が多いようである。普通のオキザリスは、葉がクローバーに似ており、小さいピンク色の花が一般的であるが、このオキザリスは、葉よりも花が目立って大きいような気がする。オキザリスは、もともと種類が多いと言われているが、此は、新しく開発された園芸新種なのかも知れない。園芸品種オキザリスの中には、黄色い色の花もあったような気がする。


オキザリス・酢漿草(かたばみ)科。
・学名  Oxalis corymbosa(紫カタバミ)
  Oxalis articulata(芋カタバミ)
   Oxalis : カタバミ属
   corymbosa : 散房花序の
   articulata : 節目がある Oxalis(オキザリス)は、
 ギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」が語源。
 葉や茎に蓚酸(しゅうさん)を含み
 酸味があることから。
 
・葉は3枚。
 葉の形は「白詰草(クローバー)」に似ている。
・花は「かたばみ」にそっくりだが、
 オキザリスは「かたばみ」に比べて
 花が大きいので別ページにし、
 また品種も多いので 
 「オキザリス」のページ名にしました。

・春から夏にかけて開花。
 でもほぼ1年中、どこかで見かける。
 開花するのは昼間だけ。
 夜は閉じる。
・品種はいっぱいある。
 「紫酢漿草 (むらさきかたばみ)」
 「芋酢漿草 (いもかたばみ)」
 「大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)」など。
 よく見かけるのは「紫酢漿草」と
 「芋酢漿草」だが、両者区別しにくい。
 両者ともピンク色の花びら。
 (紫~は、花びらの中央がうすいピンク
  芋~は、花びらの中央が濃いピンク)

 「大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)」は
 早春の頃から咲きだす。
 また、大きなクローバーのような
 ”四つ葉”の葉が目立つ、
 「デッペイ」という品種もある。

・「酢漿草(かたばみ)」は
 「傍食」「片喰」「片食」とも書く。
・sorrel は 「すいば、かたばみ」の意味。

・10月1日の誕生花   (オキザリス)
・花言葉は「喜び、母親の優しさ」(オキザリス)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ニオイスミレ   花言葉:秘密の恋い、高尚

  今日の一句:川蒼く東京遠きすみれかな        五所平之助

  (NHKラジオ深夜便から引用)


馬酔木(あせび)

2013年02月14日 | Weblog

今日は、2月14日聖バレンタインデー
西暦269年、兵士の自由結婚禁止政策に反対したバレンタイン司教が、時のローマ皇帝の迫害により処刑された。それから、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの愛の誓いの日になった。ヨーロッパでは、この日を「愛の日」として花やケーキ、カード等を贈る風習がある。
日本では、メリーチョコレートという会社が提唱し、親しい人にチョコレートを贈る風習が定着したようである、現役当時、会社の女子社員から連名で何個かの義理チョコを貰ったことがある。ホワイトデーになると、そのお返しの品物選定に苦労したことがあった。今となっては、それも懐かしい思い出である。

これは、躑躅(つつじ)科、 アセビ属の馬酔木(あせび)という花である。この花が、昨日のNHK深夜便の誕生日の花だったのである。写真がないので、昨日、散歩の道すがら探したところ偶然、馬酔木(あせび)の花に出会ったのである。誕生日の花に取り上げられるのは、多分に季節の花だからだと思う。でも、この馬酔木は、有毒、間違って食べてしまった馬が酔ったようによろけたのがネーミングの由来だとか。やはり、綺麗な花には、うっかり手を出してはいけないと言う戒めがあるようでる。


馬酔木(あせび)・躑躅(つつじ)科。
・学名  Pieris japonica
   Pieris : アセビ属
   japonica : 日本の
 Pieris(ピエリス)は、
 ギリシャ神話の詩の女神
 「Pieris」の名前にちなんだもの。
 
・開花時期は、 3/ 5 ~ 4/15頃。
・「あしび」とも呼ぶ。
・壷形の花をいっぱい咲かせる。
・色は、うす紅色のものと
 白色のものがある。
・かすかに香る。

・枝葉に「アセボチン」という
 有毒成分を含んでいる。
 馬が食べると
 酔って足がなえることから
 「足癈(あしじひ)」
 と呼ばれ、
 しだいに変化して
 「あしび」そして
 「あせび」となった。

 漢字の「馬酔木」も
 その由来による。
 また、このことから、
 葉を煎じたものは
 殺虫剤としても使われている。

・「池水に
  影さへ見えて 咲きにほう
  あしびの花を
  袖に扱入(こき)れな」 万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)

 「磯の上に
  生ふるあしびを
  手折らめど
  見すべき君が
  ありといはなくに」   万葉集 大来皇女(おおくのひめみこ)

 「わが背子に
  わが恋ふらくは 奥山の
  あしびの花の 今盛りなり」万葉集

 「河蝦(かわず)鳴く
  吉野の川の 瀧の上の 
  馬酔木の花ぞ
  末(はし)に置くなゆめ」 万葉集

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:サンシュユ    花言葉:持続、耐久

  今日の一句:呼び交す烏(からす)もバレンタインの日     渡辺千枝子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

金盞花(きんせんか)

2013年02月12日 | Weblog
これは、菊(きく)科、カレンデュラ属の金盞花(きんせんか)という花である。この金盞花(きんせんか)は、昔から馴染みの花なのに最近見る機会が無く、暫くぶりに出会った感じである。これまで金盞花という花を知っていながら、この花がハーブの一種で有用な花だと言うことは知らなかったのである。この様に花探検をしていると、色々と教わることが多く、大変勉強に成っているようである。
今日、NHKラジオの誕生日に花が、偶然とはいえ、この金盞花(きんせんか)の花であったのは奇遇である。


金盞花(きんせんか)・菊(きく)科。
・学名  Calendula officinalis  (金盞花)
   Calendula :  カレンデュラ属
   officinalis : 薬用の、薬効のある
 Calendula(カレンデュラ)は、
 ラテン語の「Calendae(毎月の第1日)」
 が語源。
 どの月の初めにも同じように咲いているほど
 花期が長いことから。
  → ”カレンダー”の語源でもある。
 
・南ヨーロッパの地中海沿岸地方原産。
 江戸時代の末に中国から渡来した。
・春の南房総でたくさん栽培される。

・日の出とともに開き夜には花を閉じる。

・オレンジ色が鮮やか。
 黄色いのもある。
 よく見かける大きめの花のことを
 「カレンデュラ」と呼ぶこともあるが、
 花びらが一重で、
 冬に咲く黄色の小さな花のことを
 特定して「カレンデュラ」
 の名前で呼ぶこともある。

 (こちらは「冬知らず」
  「寒咲きキンセンカ」
  「カレン」などの園芸名で
  呼ばれることもある)

・ハーブの一種。
 ヨーロッパでは古くから
 食用や薬用(虫さされの薬)に
 使われてきた。
 また、サフランの代わりに、
 着色料や
 髪を染めるのにも使用された。

・「金盞花」の名前は、花が黄金色で
 「盞」(さかずき)のような形を
 しているところから。

 また、隋(ずい)の国の
 統一前の「梁(りょう)」の国の
 魚弘(ぎょこう)さんが、
 かけすごろくに勝ったときに、
 金銭でもらうよりも
 珍しい花でもらいたい
 ということで
 この花をもらい、
 そのため、この花は「金銭花」と
 呼ばれるようになった、
 という話もある。(その後「金銭花」が
    「金盞花」に変化)

・別名 「長春花(ちょうしゅんか)」
 「ポットマリーゴールド」

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:キンセンカ    花言葉:慈愛

  今日の一句:波音のいちにち高し金盞花    水田光雄 

  (NHKラジオ深夜便から引用)


ヒヤシンス

2013年02月11日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、ヒヤシンス属のヒヤシンスという花である。これは、普通、水栽培が一般的であるが、これは普通の鉢植えであった。今年は、寒さのためか我が家のヒヤシンスは、地面から未だ姿を見せてくれないのである。これは、花屋さんの店先に展示してあったヒヤシンスで、此れを買おうと思ったが、過日、此処にアップしたポリアンサに変更した仕舞ったのであった。でも、何故か惹かれるものがあり、ヒヤシンスを恨みったらしく此処にアップしたような次第である。



ヒヤシンス・百合(ゆり)科。
・学名  Hyacinthus orientalis
   Hyacinthus :  ヒヤシンス属
   orientalis : 東方の
 Hyacinthus(ヒヤシンサス)
 の名は、
 ギリシャ神話の美少年
 「ヒュアキントス」から。
 太陽神アポロンに愛された
 ヒュアキントス少年が
 円盤が頭に当たって
 死んだとき、
 血に染まった草の中から
 1本の花が咲いたのが
 ヒヤシンスだったとのこと。

・ギリシャ地方原産。
 16世紀にヨーロッパに渡り、
 日本には1863年頃に、
 フランスから
 チューリップとともに渡来した。
・甘い香り。

・「風信子」「飛信子」
 という和名あり。
 香りが風によって
 運ばれるさまを表している。
 「飛信子」なんかは
 「ヒヤシンス」の音からの
 当て字かと思う。

・色は青、ピンク、赤など。
 黄色もある。

・「ヒアシンス」とも読む。

・3月1日、4月6日の誕生花
・花言葉は
 「しとやかなかわいらしさ 初恋のひたむきさ」

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:アセビ   花言葉:二人で旅をしよう

  今日の一句:掌に承けて馬酔木の花の房長し   富安風生

  (NHKラジオ深夜便から引用)



福寿草(ふくじゅそう)

2013年02月10日 | Weblog
今日は、2月11日 建国記念の日(National Foundation Day)
建国をしのび、国を愛する心を養う国民の祝日である。

これは、金鳳花(きんぽうげ)科、フクジュソウ属の福寿草(ふくじゅそう)という花である。今年は、寒さの関係から例年比べて開花が遅れたようである。この福寿草は、自生地の花ではなく、知人の庭先に咲いた花である。福寿草の自生地は、車で30分くらいの処にあるが、駐車場が無く残念ながら見に行くことが出来ない。むしろ、多くの人間によって荒らされないから、その方が福寿草の自生地にとっては幸いしているかも知れない。何故だか、今年は、お正月、福寿草の寄せ植えを余り見掛けなかったようであった。

ところで、此は余談ですが、最近、電子申請や申告が出来ますが、皆さんは、如何いたしておられますでしょうか。小生、住基カードもカードリーダーも持っていますが、なかなか電子申請に踏み切れません。過日、確定申告をすませましたが、今年は医療費が10万円超して領収書が多かったので直接、税務署に持参しました。このとき驚いたことに、確定申告をするため人で部屋が一杯でした。インターネットを使って簡単に書類を作成できるのに斯うして書類を作成する人もいるのだと思ったような次第です。電子申請を盛んに宣伝しているのに、現状は今だし、といった感じでした。

福寿草(ふくじゅそう)・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名  Adonis amurensis
   Adonis : フクジュソウ属
   amurensis :
      アムール川流域の
    (黒竜河:中国北東部)
 Adonis(アドニス)は、
 ギリシャ神話に登場する、
 イノシシの牙に突かれて
 死んでしまった青年の名前に由来。
 傷から出た、
 血のように赤い花にたとえた。
  (欧州産の本属のものは、
   黄色い花ではなく
   赤い花らしい)。
 
・開花時期は、 2/ 1 ~ 3/15頃。
・黄色の、きれいな色の花。

・お正月に花屋さんで
 売られているものは
 ハウス栽培されたもの。
 花芽は晩秋にできるので、
 その後約1ヶ月、
 寒さにあわせて室内に
 とりこんでおくと
 お正月頃に咲く。
 ふつうは咲き出すのは2月から。

・光や温度に非常に敏感で、
 昼間でも日がさえぎられると
 1~2分で花がしぼみ、
 再び日があたると
 いつの間にか花が開く。
 寒い時期に咲くので、
 花びらを開閉することで
 花の中の温度を
 下げないようにしているらしい。

・福寿草の花と
 南天の実とセットで
 「難を転じて福となす」
 という縁起物の
 飾り付けがされることがある。
 名前も、めでたい
 「福寿(幸福と長寿)」の
 草の意。
・根と茎は有毒。食べないように。
・花が終わる頃、
 人参(にんじん)の葉のような、
 こまかい葉が出てきて一面に広がる。

・たくさんの別名をもつ。
 「元日草」(がんじつそう)や
 「朔日草」(ついたちそう)
 など。
 旧暦の正月(2月)頃に
 咲き出すことから、
 新年を祝う花として、
 いろんなおめでたい良い名前が
 つけられたものと思われる。


・「朝日さす
  老師が家や 福寿草」   与謝蕪村

 「日のあたる
  窓の硝子や 福寿草」   永井荷風

 「水入りの
  水をやりけり 福寿草」  正岡子規

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:マンサク   花言葉:神秘、直感

  今日の一句:まんさくの黄のなみなみと暮れにけり     古館曹人

  (NHKラジオ深夜便から引用)

プリムラ・ポリアンサ

2013年02月10日 | Weblog
これは、桜草(さくらそう)科、サクラソウ属のプリムラ・ポリアンサという花である。先日、近所のとあるスーパーに買い物に行った際、店先の花屋に飾ってあった花を購入したものである。このプリムラ・ポリアンサは、さほど珍しい花ではないが、ピンク色というか満開の桜を思わせるような豪華な感じの花だったので、その場で衝動買いをしてしまった花である。
余談であるが、新しい物はいいものだと思って、遊んでいる64ビットWIN7をWIN8PROにアップグレードしたところ、これまでのWINNと全く別物で、目下悪戦苦闘しているところ。不勉強で間違っているかも知れないが、新しい物は、いい物だとは限らないようだ。




プリムラ・ポリアンサ・桜草(さくらそう)科。
・学名  Primula polyantha
    (プリムラ・ポリアンサ)
  Primula obconica
    (プリムラ・オブコニカ)
  Primula malacoides
    (プリムラ・マラコイデス)

   Primula : サクラソウ属
   polyantha : 多くの花をもつ
   obconica : 倒円錐形の
   malacoides : 軟質の

 Primula(プリムラ)は、
 「primos(最初)」が語源。
 早春、花が他に先駆けて
 咲くことから。
 
・開花時期は、12/10 ~ 翌 5/15頃。
・よく見かけるのは花びらの大きい、
 「プリムラ・ポリアンサ」
   (地面の近くで花が咲く)。
 「プリムラ・ジュリアン」は
    ポリアンサの品種の一つ。
 「プリムラ・オブコニカ」は茎が高く伸びる。

・「西洋桜草(せいようさくらそう)」は
 野生の桜草の園芸品種で、プリムラの一種。
 「西洋桜草」の別名は「マラコイデス」、
 「乙女桜(おとめざくら)」。
 マラコイデスの名前でよく知られている。

・1月22日の誕生花(プリムラ・ポリアンサ)
 2月11日、12月19日の
 誕生花  (プリムラ・オブコニカ)
・花言葉は 「無言の愛」  (プリムラ・ポリアンサ)
 「青春の美しさ」  (プリムラ・オブコニカ)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:アザレア   花言葉:愛の楽しみ、節制

  今日の一句:明ぼのやしら魚しろきこと一寸(いっすん)   芭蕉

  (NHKラジオ深夜便から引用)