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珍しい躑躅(つつじ)

2013年04月29日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、ツツジ属の躑躅(つつじ)と言う花である。といっても、躑躅(つつじ)にも色んな種類の花があるようだ。この目新しい躑躅は、モチツツジ(餅躑躅)の園芸種で花車(ハナグルマ)というそうである。世の中には、知恵のある方が沢山いらっしゃって、教えていただいたものである。それは、かってのNIFTY-Serveのホーラム、現在のメロークラブの仲間からである。このメロークラブには、植物園というコーナーが設けられていて、その時々の珍しい花などが紹介されているのである。興味のある方は、一度、メロークラブを覗いてみては。(ただし植物園は、会員のみ。)
躑躅の名所は沢山あるが、ここでは、自分が行ったことがあるところだけ掲載した。


躑躅(つつじ)・躑躅(つつじ)科。
・学名  Rhododendron pulchrum (大紫躑躅)
   Rhododendron : ツツジ属
   pulchrum : 美しい、優雅な
 Rhododendron(ロードデンドロン)は、
 ギリシャ語の「rhodon(バラ)
  + dendron(樹木)」が語源。
 
・開花時期は、 4/15 ~ 5/15頃。

・「大紫躑躅」は、
 躑躅のなかで花が一番大きい。
 ふつう「つつじ」と言えば
 この種類を指す。   
 赤紫色の大輪の花を
 咲かせるところから
 「大紫」となった。
 単に「大紫」と呼ぶこともある。
 厳密には
 「平戸躑躅(ひらどつつじ)」の一品種。

・躑躅は、万葉集の時代から
 親しまれており、
 花が連なって咲くことから
 「つづき」、
 また花が筒状であることから
 「つつ」などと呼ばれていて、
 次第に「つつじ」になったらしい。

・道路の歩道脇によく植えられる。
・種類も色もいろいろある。
 現在300種を超える
 園芸品種がある。


・英語ではつつじ、皐月など全般を
 「Azalea(アザレア)」と呼ぶ。

・5月4日の誕生花(山躑躅)
・花言葉は「努力、訓練」(山躑躅)

・栃木県の県花
  (八入(やしお)躑躅)
 静岡県の県花(躑躅)
 長崎県の県花 (雲仙(うんぜん)躑躅)
 鹿児島県の県花(深山霧島(みやまきりしま))
 福岡県の県の木(躑躅)

・「水伝ふ  磯の浦回(うらみ)の
  岩つつじ  もく咲く道を
  また見なむかも」       万葉集

 「つつじいけて 其陰(そのかげ)に
  干鱈(ひだら)さく女」    松尾芭蕉

 「百両の  石にもまけぬ
  つつじ哉(かな)」      小林一茶

 「近道へ
  出てうれし野の 躑躅かな」  与謝蕪村


・東京周辺の見どころ

 <館林(たてばやし)、
    つつじが岡公園>
   高さ5m以上ある、
   巨木が多数。圧巻。
   樹齢600年を
   越すものもある。
   花見頃4月中旬~5月上旬。
   群馬県館林市花山町。
   最寄駅 東武伊勢崎線
    館林駅からバス

 <塩船観音寺
   (しおぶねかんのんじ)>
   青梅市郊外のお寺。
   1300年の歴史あり。
   花見頃4月中旬~5月中旬。
   青梅市塩船。
   最寄駅  JR青梅線
    河辺(かべ)駅からバス

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ボタン    花言葉:風格

  今日の一首:あるなしの風にゆれつつ白牡丹神々しくて清々(すがすが)しくて  鳥海昭子   

  (NHKラジオ深夜便から引用)

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