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残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

昼顔(ひるがお)という花

2014年06月13日 | Weblog
これは、昼顔(ひるがお)科、ヒルガオ属の昼顔(ひるがお)という花である。この花は、野朝顔(のあさがお)、蛇朝顔(へびあさがお)というところもあるようである。事実、小生は、子供の頃は、蛇朝顔だと思っていたのである。この昼顔(ひるがお)科には、ヒルガオ、アサガオ、サツマイモなどを含む約50属1200種からなり、熱帯・亜熱帯を中心に世界的に分布し、日本には5属10種ほどが自生するという。したがって、昼顔(ひるがお)科を、たかが雑草と侮るなかれである。が、此のヒルガオ属の昼顔は、普通の朝顔と違い種子がなく、地下茎で繁殖するそうで、やはり厄介な雑草のようである。




昼顔(ひるがお)・昼顔(ひるがお)科。
・学名 Calystegia japonica(昼顔)
  Calystegia hederacea (小昼顔)

   Calystegia : ヒルガオ属
   japonica : 日本の

 Calystegia(カリステジア)は、
 ギリシャ語の
 「calyx(萼(がく))
  +stege(蓋(ふた))」
 が語源。
 
・開花時期は、 5/15 ~ 10/10頃。
・名前のとおり、昼間に開花。
 夕方にはしぼむ。
・晩春から秋まで長い間咲き続ける。

・「昼顔」と「小昼顔」は、
 花のサイズは
 「昼顔」の方が少し大きく、
 葉っぱも「昼顔」の方が
 細長いなどの
 こまかい違いがあるが、
 見分け方が難しいことから
 ページの名前は
 広く「昼顔」としました。
 (小昼顔の写真が載っているかもしれません)

・「打日さつ
  宮の瀬川の
  容花(かほばな)の
  恋ひてか寝らむ
  昨夜(きそ)も今宵も」(容花=昼顔)万葉集

 「高円(たかまど)の
  野邊(のべ)の
  容花(かほばな)
  面影(おもかげ)に
  見えつつ妹(いも)は
  忘れかねつも」容花=昼顔)万葉集大伴家持(おおとものやかもち)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:センダン    花言葉:意見の相違

  今日の一首:ご意見のちがいはちがいセンダンの花たかだかと梅雨空に咲く   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)