研究会「菜食と禅」 (大阪市:大阪ボランティア協会) のご報告

2017年07月30日 | 講演会

7月30日(日)に、大阪市内にあります大阪ボランティア協会にて、本協会主催の「菜食と禅」と題した研究会を行いました。講師は、本協会の副代表でもあり、日本ベジタリアン学会の会長の高井明徳先生をお招きして講座を行いました。高井明徳先生は、現在、曹洞宗の禅徳寺の住職を務める傍ら、理学博士の学位を活かし大阪信愛女学院短期大学看護学科の教授として教鞭をとられています。曹洞宗大本山永平寺で修行された経験があり、今回の研究会では、禅宗の歴史や価値観、菜食の食事の詳しいお話などを聞くことができました。

 禅宗に限らず、仏教では、精進に重きを置いていると思いますが、禅宗の精進の考え方なども詳しく聞くことができ、なぜ精進料理が菜食であるのか、といった事を歴史的背景なども含めてお話しいただきました。

 永平寺での修行の際の精進食を、写真と共にご紹介頂きましたが、綺麗な器に盛り受けされており、質素ではありますが、とても上品でおいしそうだと思いました。そして、食をありがたく頂くことや、目の前の食事を提供されるに至るまで、どれだけの人たちの苦労と努力があったのかということを考えながら頂くことの大切さを改めて感じました。

 禅宗の考え方や精進料理の食事のあり方や考え方は、ベジタリアニズムにとても深く関係しており、今回の講座でのお話は、単に精進料理や菜食に関するものだけではなく、禅宗の根本的な価値観や考え方、そして、不殺生戒などから来る菜食の食事の考え方などは、とても深く心に浸み込んできたように思います。

 今後も、ベジタリアン学会の専門家を招いて研究会を東京などでも開催したいと考えています。

 研究会にお越しいただいた方々、そして、講師を務めていただきました高井明徳先生に深く感謝いたします。

 (報告:橋本 晃一)

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