kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

もうはまだなり・・・

2017-07-13 08:20:41 | 日記
日本株の膠着感が強まっています。10日の年初来高値銘柄は109銘柄
11日が134銘柄、12日が115銘柄と高値銘柄の数だけをみれば相場の
内容は悪くありません。一方売買代金は10日2兆922億円、11日2兆673
億円、12日は2兆円を割り込み1兆9817億円と今週は日を追うごとに売買
代金が減少しています。売買代金は相場のエネルギーのバロメータです
からこの数字を見る限り活況と言う表現は当てはまりません。

目先は米国株の堅調な動きや円安気味に推移する為替相場から相場
が大きく崩れる懸念は少ないようです。しかし売買代金の低調な推移か
らは多くの投資家が先行きに自信が持てず売りも買いも見送っている
状況が見て取れます。日米とも今月末からの四半期決算の発表が控え
ています。まずは企業業績を見極めてから動きたいと言う機関投資家の
思惑もあるでしょう。

目をもう少し先に向けると決算発表一巡後は市場の関心が金融政策に
向かいます。特に欧米の中央銀行は年末に早ければ米国の秋にもテー
パリングに踏み出しそうです。これだけ大規模な量的緩和からの出口政
策は今まで経験したことがありません。欧米の中央銀行もその辺は周到
な準備をして慎重に進めるでしょうが、市場はいきなり牙をむき出すかも
しれません。やってみなければ混乱なく収められるかどうかは分からな
いというのが正直なところです。

8月は特に市場参加者がバカンス休暇で少なくなっています。市場が予
期しない出来事が発生すると相場の一方方向に大きく動きます。2015年
には中国が突然人民元の切り下げを実施し世界の市場をチャイナショッ
クが襲いました。リーマンショックが発生したのは9月15日でした。ギリシ
ャ危機の発端となった政権交代による巨額な財政赤字が判明したのは
10月でした。過去を遡るとブラックマンディが発生したのも10月でした。

どういう巡り会わせか分かりませんが不思議と秋には大きな危機が発生
しています。市場参加者はやはり過去に起きた苦い経験が忘れられませ
ん。危機は相場活況の後に起こることも多いのが特徴です。米国株を筆
頭に昨年の11月からトランプラリーに沸いて相場が大きく上昇したのは
紛れもない事実です。米国株のPERが高すぎると言うのはこれまでも何
度も指摘されましたが、ここまで大きな調整は発生していません。「もうは
まだなりなのかそれともまだはもうなりなのか」市場参加者の不安はしば
らく続きそうです。
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