kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

SQから見た日本株

2016-10-19 08:26:05 | 日記
18日の東京市場は三日続伸しました。前日の米国株が下げたことを
考慮すれば底堅いとも言えます。しかし3日続伸したといっても合計の
上げ幅は189円です。売買代金も2兆円割れが11営業日連続となり1万
7000円手前で膠着状態が強まっていると見るほうが正しいようです。

年初からのSQ値を辿ることでここまでの日本株の値動きの推移が分か
ります。
1月からのSQ値は次の通りです。
1月 17420円
2月 15156円
3月 16586円(メジャーSQ)
4月 15507円
5月 16845円
6月 16639円(メジャーSQ)
7月 15531円
8月 16926円
9月 17011円(メジャーSQ)
10月 16741円

東京市場は年明け以降世界的な株安の流れに巻き込まれました。しか
し、2月SQ当日にザラバ1万5000円割れで底打ちし一旦はGWに向けて
上昇トレンドを保ちますが、6月末のBrexitショックで再度1万5000円割れ
まで急落します。もっともその後は値ごろ感と英国株式市場が上昇に転
じたこともあり1万6000円台を回復しました。その後は日銀のETF買い入
れ枠倍増が効果を発揮して夏場の円高にもかかわらず1万6000円を割り
むことはありませんでした。

日銀の大規模なETF買いには弊害を指摘する見方もありますが、株安と
円高が連動して一層悪い方向に行ってしまうという負のパラレルは防ぐこ
とが出来、株安が消費者心理を冷やし実体経済にも悪い影響を与えると
言う事が防げました。必要悪だという表現が正しいかどうか分かりません
が日銀の窮余の策だったのかもしれません。

一方日銀主導の官製相場は海外の長期投資家には不評で売り越し基調
が続き累計では年初から6兆円弱の売り越しになっています。日本株の推
進役の海外投資家が売り越している訳ですから1万7000円を越せそうで越
せないという手詰まり感の強い相場も当然なのかもしれません。市場の歪
みが大きくなるようなETFの大量買いはあくまで時間稼ぎであり永く続けて
は副作用が大きくなると考えなければなりません。

8月以降特に動きが乏しくなったのはSQ値の推移を見れば一目瞭然です。
今年もあと残すところ2ヶ月弱となりました。膠着状態を抜け出して年末高
に繋げられるのかチャートは先高期待を暗示しているようですが、テクニカ
ル面だけ見てれば相場の勝者になれるのであれば日々世界の政治や経
済の動きを小まめにチェックする必要はありません。この世界に絶対という
ことはありませんからいどんな時でも冷静な判断が出来るように心がけてお
くべきです。

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