kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

インバウンド第二幕

2016-10-17 07:45:20 | 日記
訪日観光客の消費が高額品から化粧品などの日用雑貨品に移行している
との指摘が今年はいたるところで聞こえてきました。その先にはモノから日
本に来なければ体験できないコト消費に主役が移るのではないかというの
が最近の言われだしています。

ブランド物の消費が低下して百貨店などは困るでしょうが、長い目で見れば
決して日本の観光産業にとっては悪いことばかりではないでしょう。ブランド
物を日本で購入する動機は日本で買ったほうがお得だからです。しかし為替
変動で円での割安感が薄れれば売れ行きは落ちます。結局、世界的なブラ
ンド品購入は算盤をはじいて割安な国に流れてしまいます。

日本に来なければ買えない者や体験できないものならば多少の為替変動が
あってもその需要は消えないでしょう。ファッションに流行があるようにインバ
ウンド需要にも流れが出てきているようです。ある意味では日本でしか味わ
えない魅力をアピールするチャンスです。

インバウンド需要を日本経済の起爆剤にするには如何にリピーター客を増
やし長期滞在に繋げるかです。結果的に滞在日数が増えれば一人当たり
の日本での消費額が増え宿泊需要だけでなく国内の様々な施設や観光地
にも恩恵が及びます。これからは単純に訪日観光客数だけでなくその中身
も重要になってきます。

またメード・イン・ジャパンの商品の良さが広まれば観光客が帰国後もその
商品のファンとなります。日用雑貨など消耗品なら数ヶ月で再度購入する場
合も出てきます。近頃では中国などで見られる越境ECが盛んになり日本製
品に対する需要は衰えていないという指摘もあります。爆買いが影を潜めた
からといって余り深刻に考える必要もないのかもしれません。日本製品の
購入の仕方が旅行のお土産という形から現地でのネットコマースという形に
変化してきているようです。

政府は2020年に訪日観光客数を4000万人という目標を掲げています。それ
には新規だけでなくリピーター客を如何に増やすかが課題になります。買い
物が主な目的だけならリピーター客の増加にも限度がありそうですが、体験
型消費が増えれば観光客は今よりももっと色々な地方を訪れるようになるこ
とも考えられます。インバウンド第二幕は昨年までの延長線上ではなく新た
な仕掛けが必要になりそうです。


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