kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

1日の株高は特殊要因

2017-06-02 03:37:35 | 日記
1日の東京市場は予想外な大幅上昇でした。米国株は小幅安、円相場も
110円台後半で推移していたことなどを考えると209円高で引けるとは多く
の投資家も想定していなかったでしょう。前日まで4営業日続落して1万
9600円台まで下落して値頃感も出ていたこともあったでしょう。

それに加え毎月第1営業日の日経平均は上昇する傾向にあり2016年7月
以来12カ月連続で上昇したことになりました。内外機関投資家の買いは特
殊要因という性格が強く1日が大幅高だったからといって必ずしも今後のト
レンドを暗示していることでは無いようです。

1日から郵便料金やバター、小麦粉、タイヤ、ビールなど生活関連のサー
ビスや製品が値上がりします。関連銘柄は採算の改善が見込まれるとい
うことで値上がりする銘柄が多かったようですが、幅広い商品の値上がり
で消費者の財布の紐が固くなれば値上げしても数量が減少してメーカー
の収益が改善しないということも考えられます。

ビール一つをとっても国内消費量は12年連続減少しています。ビールから
価格の安いチュウハイなどに一段と消費者が逃げてしまうことも考えられま
す。単純に値上げするから企業の収益改善が期待できるという発想での買
いは少々短絡過ぎるようです。

機能性ヨーグルトやチョコなど価格が高くても消費者に受け入れられたの
は健康に効果があるといったプラスアルファという要因があったからです。
既存商品の単純な値上がりをどこまで消費者が容認するかは数ヶ月経緯
を見なければ判断できません。商品が高くなって喜ぶ消費者はいません。

むしろ人気の背景には需給要因が大きいのかもしれません。キリンや森永
製菓などこのところ高値更新が目立つ銘柄には共通点があります。株価は
ほとんど押し目を作らず右肩上がりで上昇しています。上昇過程で信用で
買った投資家は利食い売りを出します。ほとんど下げずに上昇しています
から逆張りでの買い残高は減っていきます。

一方売り方はこの逆で売値から下げませんから買い戻すチャンスはなく反
対に売り単価を上げようとさらに売りを乗せますから売りは増える一方です。
PERが市場平均を大きく上回っていることで割高感から売り方も将来の下
落を期待してなかなか買い戻しませんから信用取り組みは大幅な売り超に
なっています。資生堂やライオンもまったく同じ構図です。

外部環境が不透明だからこそ先行き売り方の買戻しが期待できる銘柄の
人気が続いています。買い難い株程よく上がると言われています。永遠に
上がる株はありませんからどこかでこの構図は崩れる場面が出てくるので
しょうが、それまでは売り方の苦難は続きそうです。

3日4日の更新はお休みします。
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