kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

経験則は春の株高というが

2017-02-24 08:23:49 | 日記
順調に高値を更新するNY市場を横目に東京市場は膠着状態から
なかなか脱出できません。2部市場やジャスダック指数が連日高値
を更新して活況なのも1部市場の主力銘柄の値動きが鈍いからです。
2部市場や新興市場に上場している銘柄は内需銘柄が多く為替相
場に左右され難く業績の裏づけもありエネルギー不足の現在の市
場では有利なのは確かなようです。

国内機関投資家は決算期末を迎え売り越し基調を続けています。
個人投資家も目先の利く投資家は主力銘柄を避け少ない資金で
値幅が取り易い新興市場に関心を持つのは当然です。個人投資
家の売買比率が高い新興市場が活況で1部市場が膠着状態を抜
け出せないのも海外投資家の動きが鈍いからです。

年明け以降東京市場は下値1万8800円、上値1万9500円のレンジ
相場を続けています。経験則からはいずれ上か下に揉み合いを
放れることになります。揉み合いで溜まったエネルギーが上に放
れれば2万円を越える可能性は高くなります。一方下方向だと1万
8000円近辺までの下げも想定されます。

2万円乗せの鍵を握っているのはやはりトランプ大統領の言動で
しょうか。今ひとつ日本株が波に乗れないのは大統領の円安批
判や貿易不均衡を問題視する行方がどう決着するか不明だから
です。上場企業に占める輸出割合の高い東京市場はどうしても
為替や通商問題を避けることは出来ません。

輸入税を巡っては米国企業の対応は小売業中心に反対が多く
製造業は輸出促進に繋がることから賛成が多数を占めています。
決して米国の産業界が一枚岩になっている訳ではありません。
本当に輸入税が導入されれば輸入品の値上がりを引き起こし
困るのは米国の消費者だという見方があります。

また輸入税をかけられた相手国は対抗上米国製品に関税を引き
上げることもあるでしょう。そもそも米国が輸入している繊維製品
やおもちゃなどの雑貨類は米国でほとんど生産していません。人
件費の高い米国で付加価値の低い商品の米国生産が現実問題
として出来るのか疑問です。

輸入税をかけても米国の雇用は増えず製品だけが値上がりすれ
ば米国経済に取っても米国民に取っても良いことは一つもありま
せん。Made in America政策も行き過ぎれば弊害が多くなります。
それでも異端なトランプ大統領の思考回路を変えるのは容易い
ことではないようです。

米国第一主義を推し進める限り米国株独歩高の構図に変化は
出てこないのかも知れません。現在は順番待ちの日本株ですが
何時その時は来るのでしょうか。経験則からは春の株高を指摘
する市場関係者もいますが、今ひとつ確信が持てないというの
が投資家の本音かもしれません。
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