kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

トヨタは壁を乗り越えられるか

2017-05-11 07:38:53 | 日記
10日トヨタ自動車の発表した2018年3月期の業績見通しは営業利益で
20%、純利益で18%減少するという内容でした。想定為替レートを前期
実績(108円)よりも3円円高に設定することで1100億円の利益が減少す
ることや原材料高などを挙げています。

まあ大きな波乱がなければ通年の円相場は110円以上は期待できるで
しょうから期中の上方修正で減益幅は縮小する可能性は高いでしょう。
その前提条件でも営業利益増加は2000億円程度です。前期からの減益
幅の半分程度です。

既に決算発表したホンダも105円の想定レートで今期営業利益が16%減
少すると言う内容でした。販売台数が4%増加予想で想定為替レートが
110円のスバルも営業利益は微減を見込んでいます。

自動車各社の苦戦は米国販売の競争激化に加え自動車の電動化や事
故を防止する安全運転システムやその先にある自動運転などの研究開
発費の増加が収益を圧迫しているようです。自動車メーカーを苦しめる
研究開発費の増大は自動車業界が直面する電動化や自動運転といった
大きな地殻変動があります。

トヨタはHV市場で世界の先頭集団を走り次世代エコカーの本命と見て
いる燃料電池自動車を量産型セダンとしては初めて2014年に販売開始
しました。しかしその後は当面のエコカーは主戦場はEVになりそうな流
れになってきました。トヨタはPHVや燃料電池自動車に加えEVの開発
にも経営資源を注がなければならなくなりました。

年間販売1000万台越えの巨大メーカーとしてエコカー開発と自動運転車
開発と巨額な研究投資が当面の収益に影を落としています。今までトヨ
タは自前主義で自社技術での開発を進めてきました。しかし年々膨れ上
がる開発費にもはやトヨタでも限界を感じ始めています。それが先端分野
での異業種との協業です。

トヨタが今後も自動車業界の頂点に立ち続ける為には異業種との協業を
成功させ効率よく次世代技術を取り込めるかにかかっています。動力源
が内燃機関から電動化へそして手動運転から自動運転へと大変革期を
迎えた自動車業界でトヨタがトップメーカーを維持できるかどうか真価が
問われようとしています。
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