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故はイカン

経済と国造りによる法華経の関係・・【安楽行品第十四】その2

2015年06月12日 14時36分42秒 | 生活・経済
たくさんある佛教経典の中で、現実の国の運営のあり方と併合して内容が作られているのは唯一法華経だけだということです。
   
昔から国造りの運営に直接関わるのは王や神々であるようにこの法華経からも見受けられます。
その現実の国造りの中で、佛法者としてはどのように過ごし、関わっていくべきかの方法を示したのが今品の行処・親近処なのかもしれません。
   
しかし、この簡単にも思えがちな行処・親近処のことは、古くからの一流の菩薩にも解からなかった内容であるようなのです。
つまり、これは釈迦が亡くなる寸前に智慧で示された、これからの未来の直接の生き方であり、もし本当にこの法華経の内容が確実に実践されているならば、釈迦が入滅前に立てた作戦はそのまま現代の国と宗教の関連性になって活かされているということでしょう。
   
ところが、皆さんはこの法華経を少しでも読んでみてどう思われますか?
今の世界や国の情勢などが、ただうわべの形式的な宗教概念だけで成り立っているとしか思えないのではないでしょうか。
少なくとも、この私たちの日本国は、懸命にこの法華経を、たとえ武士や貴族の秘密に於ても習得してきた歴史があるのは確かなことです。
   
仏心無くして、経済はないと私はいつも思うのですが、経済という、読んで字の如しお経が済んでいてこそのことだと思いませんか?
この複雑化した現代の経済に神や佛の智慧の戦略を持たず、その勉強もいつまでも済まさずにいて、どうして人間らしい幸福を勝ち取る経済などこの世の中にありましょう。
 
第2-14日  四法に安住すべし  【安楽行品第十四】(四行目~十行目)
 



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