岐阜県大垣市は、濃尾平野の西端にあり、木曽三川の流れが集まり、地下の伏流水が豊富で、いたるところに自噴の湧水があります。
濃尾平野は西側の養老山脈に向かって揺るやかに傾斜しているので、平野の西端の大垣あたりで、伏流水が自噴するのです。
これは八幡社境内にある湧水。とうとうとわき出ています。
大垣城の堀が整備され、季節ごとにきれいな花を咲かせる樹木や草花が植えられ、憩いの遊歩道になっています。
遊歩道は、「四季の道」と名付けられています。
左岸の白い花の木は「ヒトツバタゴ」(一つ葉タゴ)。たくさん植えられていました。
花のアップです。ヒトツバタゴの別名は「なんじゃもんじゃ」。
今回、大垣を訪ねたのは、芭蕉の「奥の細道結びの地」を訪ねるため。
芭蕉の銅像も建っていました。
大垣城の堀沿いの遊歩道に奥の細道の句碑が行程順に建てられています。
上は、「行く春や 鳥啼き魚の 目は泪」。芭蕉が奥の細道の旅に旅立つ際に門弟たちとの別れを惜しんで詠んだ句です。
句碑は、全部で22ありました。
続きは後日。