広島に行きました。(きのうの続きです)
街中に赤いユニフォームを着た人が溢れて、すごい活気です。
大学生の頃も、赤ヘル旋風といわれて、カープが強かったですが、その頃とは違う華やかな活気です。
マツダスタジアム、開放的でどの席からも見やすく、いい球場でした。天然芝と土。太陽と風。心地よいです。
ナゴヤドームにもよく行きますが、ドーム球場は、天井があって圧迫観があるし、屋根を少しでも小さくするために、スタンドが垂直に重ねられていて、1階席でも後ろ半分は上の階が頭上にかぶさってくるし、上の階は、高所から覗きこむようで、気持よくないです。
広島の街は、地下鉄や地下街がなく、(掘ると水が出るかららしいです)商店や飲食店がすべて地上にあって、人々も地上を歩いて、街が活気にあふれていました。川が幾筋も流れ、両岸は緑地帯で、桜が咲き、花と緑と水と人が共存していると感じました。地上を覆い隠す都市高速もありません。
街はコンパクトで、駅から縮景園、広島城址、平和祈念公園、紙屋町、流川、マツダスタジアム全部歩いて回れました。(かなり疲れました)
こんなに歩く人は、あまりいないでしょうが、路面電車とバスが主要な交通手段になっています。地上の景色を見ながら、信号や電停、バス停で止まりながら移動するというのは、非効率ですが、人の暮らしの中にある感じがします。
地下鉄や都市高速の移動は、目をふさがれているようなもの、点と点が分断されるような感じがします。
広島は、原爆で廃墟になったあと、見事に蘇りました。大都会だけど、人が暮らしやすいいい街になったと感じました。
人は、太陽と風と植物とともに地面の上で生きている生き物なのでしょう。