尾張西部日蓮宗寺院の檀信徒で作る檀信徒協議会主催の護法大会が清洲の光遠寺でありました。
清林山光遠寺。江戸時代初め承応元年(1652年)の開山。旧美濃路の街道沿いにあります。
まず、宗祖日蓮大聖人の龍口法難会の法要を営みました。
そのあと、東京都中道寺住職、山形教亨(やまがた きょうこう)上人の高座説教。
蓮の八徳のお話と蓮にまつわる、ある檀信徒の方のご成長のお話。
クリ弁は、小松原の鏡忍寺を建立された日隆上人が、まだ11歳で、日蓮聖人のおそば近くに仕えていらっしゃった頃、日蓮大聖人より、本当の父親について打ち明けられる場面でした。父なし子と思っていた自分が、実は小松原法難で日蓮大聖人をお守りして亡くなった工藤吉隆公の忘れ形見であると知らされます。
現在、日蓮宗専任布教師として東奔西走、大活躍中の山形上人、すばらしいお説教でした。