書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)とは - コトバンク

2017年04月06日 | 文学
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 『日本大百科全書(ニッポニカ)』の解説。

 名題は、いろは仮名の数に合致する四十七士の意味、武士の手本となる忠臣を集めた蔵の意味のほか、大石内蔵助の蔵を利かせたもの。

 丸谷才一氏が、大本はこの趣旨ながら、懇切丁寧に引き延ばした腑分けを、この題名について行っていたが(『忠臣蔵とは何か』)、丸谷式の分析・敷衍が正しいとして、この命名法は、修辞的にはどう分類すべきなのだろう。