継続して欲しいが。

北朝鮮への金融制裁を解除　米、マカオ当局に一任
　【ワシントン＝渡辺浩生】米財務省は１４日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア（ＢＤＡ）が通貨偽造や麻薬取引や資金洗浄など北朝鮮の幅広い不当行為に関与していたとして、米国の金融機関との取引禁止を発表するとともに、凍結された２５００万ドルに上る北朝鮮関連口座の解除の判断はマカオ当局に一任する方針を明らかにした。

　リービー財務次官（テロ・金融犯罪担当）が会見し、調査の結果「銀行が不法行為全般を手助けしていた」と指摘。２００５年９月以来暫定的に続けてきた米金融機関とＢＤＡとの取引停止の正式決定を発表した。

　財務省によると、北朝鮮の関連口座は、数億ドル規模の資金洗浄が疑われる偽装会社や、米国通貨やタバコの偽造、麻薬取引、さらには大量破壊兵器（ＷＭＤ）拡散に関与する団体に利用されてきた。しかし、ＢＤＡは口座や取引を精査せずに、北朝鮮の不法行為を容認してきた。

　一方、マカオの金融監督当局が２００５年以来凍結している２５００万ドルの北朝鮮関連口座の取り扱いについて、リービー次官は「われわれの提供する情報をもとにマカオ当局が次の段階に進む」と述べ、凍結解除のタイミングやその金額については「マカオ当局がいずれにしても判断する」と強調した。

　北朝鮮は核問題に関する６カ国協議にからみ、ＢＤＡの関連口座の凍結解除を最優先課題に位置づけてきた。今後は解除の規模が焦点となるとみられる。
(2007/03/15 02:25)

まぁしゃーないわな。
北朝鮮の駄々と米の政治圧力の側面もあるんで、6者協議の範疇で書かれている。
が、偽ドル札関連に対しての制裁であり、本来の6者協議の枠外の話なのよね。

それよりも、結局、武器を持たない外交姿勢が米のおんぶに抱っこじゃリスクが高すぎるってのが如実に現れてきたって話で、国として福沢諭吉翁が唱えている独立自尊の精神を具現化しなければならない。その状態がのっぴきならぬところまできている証拠なのだ。
その為には、まずテメェのケツはテメェで拭く為の憲法改正。
独立自尊の精神を育てるための教育改正。
これらが急務であるのだ。

その方向性は安部総理も同じなんだが・・・如何せんなぁ。